吹田市の賃貸物件で宅配ボックスが設置されていない時の対策を不動産屋が解説
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公開日:2024/05/21
自身が自宅に不在の場合でも、住んでいる賃貸物件に「宅配ボックス」があれば、再配達してもらうことなく品物がいつでも受け取れます。
しかし吹田市の賃貸物件には、宅配ボックスが設置されていないケースもあるでしょう。
もしご自身が住んでいる賃貸物件が未設置の場合でも、コンビニや宅配ロッカーを利用したり、
宅配ボックスを後付けしたりするなど対策を行うことで、いつでも品物を安全かつ便利に受け取れます。
今回は、住んでいる賃貸物件に「宅配ボックス」が未設置の場合にできる対策や、おすすめの宅配ボックスをご紹介します。
安心して荷物を受け取れる方法がいくつかありますので、自分に合った対策を見つけてください。
賃貸物件に「宅配ボックス」が設置されていないときの対策
昨今では、共用スペースに「宅配ボックス」が設置された賃貸物件が増えてきました。
しかしまだ未設置の物件も多く、その場合は注文した品物を自宅で受け取ることができず、再配達となることも多々あるでしょう。
未設置の賃貸物件に住む際、注文した品物を自宅に不在の場合でも受け取るための対策についてご紹介します。
品物を日時指定で受け取る
多くのオンラインショッピングでは、購入した品物を特定の日時を指定することで配送してもらえます。
仕事のために外出する人や、家事や育児に忙しい人にとって大変便利であり、時間を有効活用できます。
主に、宅配便業者が提供する配達日時指定サービスを利用することが一般的で、品物を購入した際に希望の配達日時を指定し、 自宅にいない時間帯や仕事中でも品物が届けられます。
不在の時間帯でも確実に商品が受け取れる一方で、指定できる日時は「~時から~時まで」というように、およそ3時間間隔でしか設定できない場合もあります。
そのため日時指定をしたものの、厳密にはいつ配達されるかわからないため、指定した範囲の時間帯は自宅に拘束されるというデメリットもあります。
品物をコンビニで受け取る
オンラインショップによっては、注文した品物をコンビニで受け取れます。
自宅にいなくても自分にとって都合の良い時間に商品が受け取れ、万が一自宅に「置き配」で配達された商品を盗まれる心配もありません。
サービスを利用するには、オンラインショップで購入手続きを行う際に、受け取り希望先として近所または職場のコンビニを指定する必要があります。
指定したコンビニに品物が届いたら、受け取り期限内に受け取り手続きを行うことで受け取れます。
コンビニでの受け取りサービスは、配達時間に自宅にいなくても商品が受けれるうえ、自宅に「置き配」をしても盗難に遭うことはありません。
一方で、指定したコンビニまで取りに行く手間や時間が発生したり、大きな商品や重い商品を受け取る際には持ち運びが大変だったりする点がデメリットであるといえます。
コンビニでの受け取り期限を過ぎると、商品が返送される可能性があるため注意が必要です。
近所の「宅配ロッカー」で受け取る
近所や駅中に「宅配ロッカー」が設置されていることがあります。
その場合は、オンラインショッピングで注文した品物を近所の指定した宅配ロッカーまで届けてもらえます。
宅配ロッカーには、たとえばヤマト運輸が運営している「PUDOステーション」やファミリーマートが展開している「ファミロッカー」などが一般的です。
宅配ロッカーはスーパーや大型薬局などの商業施設に隣接されていることが多く、各サービスの公式サイトでも、設置されている場所が確認できるでしょう。
オンラインショッピングで注文する際に、配送先に宅配ロッカーを指定するだけで完了します。
好きな時間に受け取れたり、基本的には無人のサービスのため、対面で受け取る必要がないといったメリットがあります。
しかしコンビニでの受け取りと同様に、配送場所まで取りに行かなければならない手間や、大きな荷物や重い荷物の場合、持ち運びが難しいといったデメリットがあります。
「宅配ボックス」を後付けする
「宅配ボックス」が未設置の賃貸物件でも、後付けができます。
集合住宅や戸建てそれぞれで使用しやすい「宅配ボックス」が販売されており、デザインや機能性、さらにサイズや設置のしやすさなどから選んで購入しましょう。
種類は非常に豊富で、セキュリティ面でも考慮された商品が増えてきました。
通常の「置き配」との違いは、玄関先やポストの中にそのまま置くのではなく、施錠された「宅配ボックス」の中に入れてもらうという点です。
また野ざらしではないため、盗難に遭うリスクや雨風で品物が汚れるといった心配もありません。
実際に国土交通省が行った「物流に対する消費者意識に関するアンケート」調査によると、「今後も利用したい宅配便の受け取り方法を教えてください」という問いに対し、
男性の24.1%かつ女性の28.0%の人が「自宅の宅配ボックス」と最も多い回答となりました。
国土交通省 2022年3月 物流に対する消費者意識に関するアンケート 今後も望まれる宅配便の受取方法
https://www.mlit.go.jp/monitor/R3-kadai01/17.pdf
宅配ボックスのメリットとデメリットをまとめると、下記のようになります。
【メリット】
◆24時間受け取り可能
宅配ボックスは24時間いつでも荷物を受け取れるため、仕事や外出が多い方でも受け取りのタイミングを気にすることなく利用できます。
◆セキュリティ面で安心
宅配ボックスは施錠の仕組みが考慮されているため、不在時でも荷物が安全に保管できます。また盗難や破損のリスクが軽減できます。
◆荷物が大きくても受け取り可能
自宅に置かれた宅配ボックスには大きな荷物も収納できるタイプがあるため、大型の商品でも受け取れます。
【デメリット】
◆保管が可能な荷物の大きさに制限がある
一般的な宅配ボックスには一定のサイズ制限があり、大きな家具や家電製品などは受け取れない場合があります。
◆複数の荷物を同時に受け取れない
一度に複数の荷物を受け取れる宅配ボックスもありますが、一般的なタイプでは1つの荷物しか収納できないものもあります。
◆設置場所の確保が必要
宅配ボックスを設置するためには一定のスペースが必要です。マンションやアパートなどの集合住宅では、
近所の人や共有スペースの妨げにならない場所を確保する必要があります。
自宅に宅配ボックスを後付けする場合は、使い勝手が良い物や、サイズなどを考慮して選びましょう。
後付け「宅配ボックス」の種類とタイプ
昨今では後付けするための「宅配ボックス」が販売されており、設置の仕方や施錠・開錠の仕方などによりさまざまなタイプがあります。
後付け宅配ボックスを5つのタイプに分け、さらにそれぞれのおすすめ商品をご紹介します。
しかし中には管理会社や大家さんの許可が必要なタイプもあるため、注意が必要です。
折り畳みタイプ
折り畳みタイプの宅配ボックスは、最近注目されている便利なアイテムです。
その名前の通り、ボックスを折り畳むことができるため、取り付けスペースが限られている場所でも利用できます。
一般的な宅配ボックスは、プラスチックなどの固い形状で作られており固定されているため設置場所を選びますが、
折り畳みタイプの宅配ボックスは形状が柔軟なため設置しやすい点が特徴です。
さらに折り畳みタイプの宅配ボックスにはさまざまな種類があります。
一つは壁面に取り付けて使用するタイプで、必要に応じて開閉でき、また屋外の床に設置して使用するタイプもあり、折りたたむことでスペースが節約できます。
さらに持ち運びが可能な軽量タイプの折り畳み宅配ボックスもあり、移動先でも利用できます。
折り畳みタイプの宅配ボックスのメリットは、その柔軟性にあります。
従来の宅配ボックスは固定された場所にしか設置できませんが、折り畳みタイプの宅配ボックスは必要に応じて設置場所を変えられます。
そのため集合住宅などのスペースの制約がある場所でも利用しやすいでしょう。
そして折り畳みタイプの宅配ボックスは移動先でも利用できるため、旅行先や出張先などでも荷物の受け取りや送付が可能です。
一方で、折り畳みタイプの宅配ボックスにはいくつかの注意点もあります。
折り畳むことができるため、従来の宅配ボックスよりも耐久性が低い場合があります。
また防犯面においても従来の宅配ボックスよりも脆弱な場合があり、設置場所や使用環境によっては注意が必要です。
【宅配ボックス 折り畳み 75L 幅50cm】
「宅配ボックス」という分かりやすいデザインが特徴的な折り畳み式のボックス。
軽量のため持ち運びも便利で、ダイヤル式の鍵が付いています。
【宅配ボックス(折りたたみ・大容量・75リットル・置き型・拡張可能)】
タテの向きに折り畳みが可能な宅配ボックスです。
ボックスの蓋の裏側には印鑑や領収書が入れられるポケットが付いているため、必要時に簡単に取り出せるため便利です。
通常はたたんで靴箱の下などに収納しておき、不在時には取り出して設置するだけなので、非常にお手軽です。
置くだけタイプ
置くだけタイプの宅配ボックスは、玄関先などに置くだけで利用できる宅配ボックスです。
品物を受け取る際には、特別な操作や複雑な鍵の開け閉めなどは必要ありません。
宅配業者が荷物をボックスに入れ、受取人は後から荷物を取り出すだけ、という手間いらずの仕組みがほとんどです。
またセキュリティ面でも優れており、「折り畳み」のタイプよりは比較的頑丈な素材が使用されていることが多く、
雨風にも強く、他人から盗難に遭うリスクを大幅に減らせるでしょう。
さらに、頑丈なため24時間365日置いたまま利用できる商品もあります。
自宅にいない時間だけでなく、在宅ワークで来客に気づきにくい状態でも、あらかじめ宅配ボックスへの置き配を指定しておけば安心です。
宅配業者にとっても、効率的に荷物が配達できるため双方にメリットがあるタイプといえます。
【平和工業 デリバリーボックス(宅配ボックス) カーキ 【幅60.5×奥行40.5×高さ43.5cm】
プラスチックの頑丈な構造で、表面に「DELIVERY BOX」と書かれているため配達員さんにも分かりやすいデザインです。
蓋に付いたパーツで、ふたをしっかりロックでき、真横の穴に鍵で施錠ができるためセキュリティ面においても安心です。
【宅配ボックス 2段 防水 大容量 屋外 おしゃれ EPB-2】
人気が高い家具メーカー「山善」の宅配ボックスです。
高い防水性があるため、雨風にも強く中の品物も汚れません。
また上段と下段に分かれているため、小さな品物と大きな品物の2種類が収納できます。
【置き型 宅配ボックス 大容量 鍵付き アンカー不要】
金属と木でできた、頑丈な置き型タイプの宅配ボックスです。
組み立てがカンタンで、付属の鍵でしっかり施錠できます。
また宅配業者さんへのメッセージプレートや印鑑御気が付いているため、スムーズな品物の受け取りが可能です。
吊り下げタイプ
吊り下げタイプの宅配ボックスは、工事が不要な宅配ボックスのひとつでもあり特に便利で人気があります。
その名の通り、壁や柱などに取り付けて使用するタイプの宅配ボックスです。
一般的な宅配ボックスは地面に設置するタイプが多いですが、吊り下げタイプは壁面を有効活用できるため、場所を取らずに設置できます。
そのため、マンションやアパートなどの物件にも最適です。
また吊り下げタイプの宅配ボックスは設置場所を選ばないため、玄関やベランダなど、利用者の希望に合わせて設置できます。
そのため利便性が高く、利用者のニーズに合わせた柔軟な設置が可能です。
さらに、吊り下げタイプの宅配ボックスは防犯面でも優れています。
一般的な宅配ボックスよりも高い位置に設置されるため、壁面に取り付けることで、盗難や破損のリスクを低減できます。
昨今ではIoT(Internet of Things)技術を活用したスマートな宅配ボックスも登場しています。
吊り下げタイプの宅配ボックスもその一環として、スマートロックやセンサー機能を搭載した製品が増えています。
宅配物の受け取り状況をお手持ちのスマホを用いてリアルタイムで確認したり、不在時にも安心して荷物を受け取ったりできるでしょう。
一方で、吊り下げタイプの宅配ボックスにはいくつかの注意点もあります。
まず耐荷重や耐久性なども考慮しなければならないため、設置する際には簡単に落ちないような工夫が必要です。
また建物の構造や共用部のルールによっては設置が難しい場合もありますので、あらかじめ大家さんや物件の持ち主に確認しておくと安心でしょう。
【吊り下げ式の簡易固定タイプで、宅配業者様向けの案内POP付。鍵・ワイヤー付属。】
盗難防止ワイヤー付きで、窓の柵や柱などに巻いて取り付けられます。
6kgまで耐えられるため、お米や大型の荷物も保管が可能です。
【OKIPPA公式ストア 宅配BOX 折り畳み】
使用していないときは折りたたんで玄関の省スペースに置いておける便利な宅配ボックスです。
軽い製品なら吊り下げて使用でき、盗難防止のワイヤー付きのため防犯面でも安心です。
壁に埋め込むタイプ ※要許可
壁に埋め込むタイプの宅配ボックスは、その名の通り壁に埋め込んで設置するタイプのボックスで、室内とつながっているため外に出ることなく受け取れます。
一般的な宅配ボックスは玄関先などに置かれることが多いですが、壁に埋め込むことでスペースを取らず、自宅の外観を損なわずに利用できます。
また盗難や破損のリスクも低減されるため、セキュリティ面でも優れています。
このような壁に埋め込むタイプの宅配ボックスは、一般家庭用の後付けタイプだけでなく、マンションや集合住宅でも利用されています。
特にマンションでは、玄関前などに宅配ボックスを置く場所が限られているため、壁に埋め込むことでスペースを有効活用できます。
実際に、管理会社や住民全体で利用できるよう、共用スペースに設置されていることもあります。
壁に埋め込むタイプの宅配ボックスの利点は複数ありますが、設置には工事が必要となります。
壁を開けて設置するため、賃貸物件の持ち主の許可を取り、自身で設置するか専門の業者に依頼する必要があるでしょう。
しかし耐久性に優れているため、一度設置すれば長期間利用でき、コスト面でも大きなメリットがあります。
また壁に埋め込むタイプの宅配ボックスは、サイズやデザインも豊富です。
自宅の外観やインテリアに合わせて選ぶことができるため、美しさと機能性を両立させられるでしょう。
さらに、スマートロックや暗証番号などのセキュリティ機能も充実しているため、荷物を安全に受け取れる点も魅力です。
【宅配ボックス W-BOX 壁面埋め込みタイプ】
ダイヤル錠付きの、壁に埋め込むタイプの宅配ボックスです。
3色のカラーバリエーションがあるため、どのような外観の自宅にもあわせられます。
【ヴィコ DB 宅配ボックス】
6種類のカラーバリエーションがある、埋め込みタイプの宅配ボックスです。
いろいろな外観の壁にあわせることができ、埋め込んだ際の宅配ボックスに厚みがないため、自然な見た目を保ったまま利用できます。
また埋め込まなくても、そのまま玄関先において利用することもできます。
機能門柱タイプ
インターフォンやポストなど、玄関の設備と宅配ボックスを一体化させたタイプです。
スタンド形式になっていることが多く、配達員の方にとっても分かりやすい場所に設置できるため、荷物をスムーズに受け取れます。
なかには工事が必要なものもあり、大家さんや管理会社の許可を取ったあと、購入時に工事の発注までまとめて行える方法が便利です。
耐久性があるため、雨風にも強く長く利用できる製品が多いです。
自宅の外観にあうような、デザインの宅配ボックスを選びましょう。
【LIXIL スマート宅配ポスト】
ポストやインターフォンと一体化させることが可能な宅配ボックスです。
自宅の正面に設置するため配達員の人にとっても分かりやすく、頑丈な造りになっているため、ある程度の重さの荷物も受け取れます。
【ヤマソロ 宅配ボックス ポスト一体型 屋外 メールボックス 郵便受け】
丸い屋根が特徴の、モダンなデザインの宅配ボックスです。
金属でできているため頑丈で、重い荷物の配達も可能です。
ダイヤル式になっており、鍵の紛失リスクがなく、安全に荷物の保管ができます。
開錠の仕方
宅配ボックスにはデジタルタイプとアナログタイプの2種類があります。
スマホと連動させることで開錠するデジタルタイプと、あらかじめ定めた暗証番号をそろえて開錠するアナログタイプです。
それぞれの使い方について解説します。
アナログ式
アナログタイプの宅配ボックスは、初期のころから使われているシンプルなタイプのもので、
電子ロックやパスコードなどの電子機器を使用せず鍵やダイヤルを使って開閉するタイプです。
そのため開錠方法も比較的簡単です。
多くのアナログタイプの宅配ボックスなら、鍵を差し込んでから、反時計回りに回して扉を開けることができます。
また製品によっては鍵が2本ついており、それぞれ上下にあるロックを開錠させることで開けるケースもあります。
宅配ボックスは、荷物が入れられるようにあらかじめ鍵やふたを開けておく必要があります。
宅配ボックスに荷物を入れてもらった後は配達員の人が鍵をかけてくれるため、受け取る際に、自身の鍵で開錠します。
アナログタイプの宅配ボックスの開錠方法は非常にシンプルであり、特別な操作や知識は必要ありません。
ただし、鍵を無くしてしまったり、壊れてしまったりした場合などには、改めて購入するか修理が必要になります。
またセキュリティ面においても注意が必要であり、他人に鍵を渡す際などには慎重に行うようにしましょう。
デジタル式
デジタル式の宅配ボックスは、最近では多くの住宅やマンションで利用されています。
その便利さから宅配業者や住民にとって重宝されており、後付けの宅配ボックスにも同様のタイプが販売されています。
デジタル式の宅配ボックスは、従来の鍵を使用しないため、より安全性が高く、管理もしやすいというメリットがあります。
また一般的には、デジタル式の鍵には以下のようなタイプがあります。
◆パスコードを入力する
デジタル式の宅配ボックスには、パネルやキーパッドが搭載されており、事前に設定されたパスコードを入力することで開錠が可能です。
パスコードは、管理者が設定し、必要に応じて変更することができます。また、一度入力すると、自動的に施錠されるため、セキュリティ面でも安心です。
◆ICカードやスマートフォンで開錠する
近年では、ICカードやスマートフォンを使用して開錠するタイプのデジタル式宅配ボックスも増えてきています。
これにより、より便利でスムーズな開錠が可能となります。ICカードやスマートフォンによる認証情報を読み取り、それに基づいて開錠が行われる仕組みです。
◆リモコンで開錠する
一部のデジタル式宅配ボックスでは、付属の専用のリモコンを使用して開錠が行われることもあります。
リモコンを使うことで、ワンタッチでより簡単に開錠操作が行えるため、利便性が向上します。
以上のように、デジタル式の宅配ボックスの開錠方法は多岐にわたりますが、それぞれの方法は安全性や利便性を考慮して設計されています。
また持ち主側で適切な設定や管理を行うことで、不正な開錠を防ぎます。
宅配ボックスの選び方
自宅にあった、使いやすい宅配ボックスを選ぶためには、サイズ・開錠のタイプ・あったら嬉しいその他の便利機能の3つのポイントを考慮します。
各ポイントの選び方について解説するため、後付けの宅配ボックスの購入を検討していらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
サイズの選び方
宅配ボックスを導入する際に重要なポイントの一つが、適切なサイズの選択です。
宅配ボックスは様々なサイズや形状がありますが、下記のポイントを踏まえて、自分のニーズや環境に合ったものを選ぶことが大切です。
◆受け取る荷物の大きさを考える
最初に考えるべきポイントは、自分がどのような大きさの荷物を受け取るかについてです。
普段受け取る荷物の大きさや種類を考慮し、それに合ったサイズの宅配ボックスを選びましょう。
大きすぎると場所を取ってしまい、小さすぎると収納しきれない可能性があります。
◆設置場所の大きさを把握する 次に考慮すべきポイントは、宅配ボックスを設置する場所です。
玄関や庭など、設置する場所のスペースや形状に合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。
設置場所のサイズや形状を測ってから、それに合った宅配ボックスを選びましょう。
◆複数の荷物を受け取ることがあるかどうか
もし複数の荷物を受け取ることが多い場合は、適切な大きさの宅配ボックスを選ぶことが重要です。
複数の荷物を収納できるような大きさや仕切りがあるタイプの宅配ボックスを選ぶと便利です。
以上のポイントを考慮しながら自分に合ったサイズの宅配ボックスを選ぶことで、コスパのよい宅配ボックスが購入できるでしょう。
タイプと開錠方法の選び方
次に、自身が理想とする宅配ボックスの設置方法や開錠タイプを選びます。
宅配ボックスを設置する際には、以下のようなポイントに注意する必要があります。
◆設置場所の選定
宅配ボックスを設置する場所を選定します。
一般的には玄関やエントランス付近など、配達員の人にとってわかりやすい場所に設置することが一般的です。
また、設置場所を決める際には、住民の利便性やセキュリティ面も考慮する必要があります。
◆取り付け方法
宅配ボックスの取り付け方法には、壁面取り付けタイプやフロアタイプなどさまざまな方法があります。
設置場所や利用環境に合わせて適切な取り付け方法を選ぶことが重要です。
また、取り付け方法によっては工事が必要となる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
◆サイズやデザイン
宅配ボックスはさまざまなサイズやデザインがあります。
設置場所や利用頻度に合わせて適切なサイズやデザインを選ぶことが重要です。
また、外観だけでなく内部の収納スペースや仕分け機能などもチェックしておくと便利です。
また宅配ボックスの開錠タイプを選ぶときには下記のポイントに注意しましょう。
◆デジタル式
デジタル式の開錠タイプは、パスコードやICカードなどを使って開錠するタイプです。
操作が簡単でセキュリティ面でも優れているため、最近ではよく利用されています。
ただしスマホの操作が不慣れな方や、カードを紛失した際の再発行に手間がかかるなどのデメリットもあります。
◆アナログ式
一般的な鍵を使って開錠するタイプで、ダイヤル式のタイプもあります。
従来の方法であるため操作が馴染みやすい一方、鍵を紛失したり、暗証番号を忘れたりするリスクも考えられます。
以上のように、宅配ボックスの開錠タイプもさまざまな種類があり、自身にとって使い勝手が良さそうなタイプを選ぶことが重要です。
宅配ボックスの便利機能
後付けの宅配ボックスには、さまざまな設置や開錠のタイプがありますが、なかには荷物を安全にスムーズに受け取れるような便利機能が付いている製品もあります。◆通知機能
宅配ボックスには、お手持ちのスマホと連携させておくことで、荷物が届いた際に通知する機能があります。
遠方へいても配達状況や届いた時間が確認できるため安心です。
◆温度管理機能
一部の宅配ボックスには温度管理機能が備わっており、冷蔵や冷凍が必要な商品を安全に保管することができます。
食品や医薬品などの品物を届けてもらう際に重宝する機能です。
まとめ
賃貸物件に宅配ボックスが未設置の場合でも、後付けができます。
そのまま玄関前に置いて利用するタイプや、吊り下げて使用するタイプまでさまざまで、なかには工事が必要なタイプもあります。
工事が必要な場合は、まず大家さんや管理会社と相談する必要があるでしょう。
そして宅配ボックスを設置する際には、設置方法や開錠タイプを選ぶことが重要です。
設置場所や利用環境、利用者のニーズに合わせて適切な方法やタイプを選び、便利かつ安全に利用することができます。
宅配ボックスの導入を検討している方は、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。
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