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賃貸入居前にやることリスト!入居手続きと必ず確認しておきたいことを解説

INFORMATIOIN

公開日:2025/03/25


賃貸物件に入居する前には、様々な手続きや確認が必要です。
新しい生活を心地よくスタートするためには、入居前にやるべきことをしっかりと把握しておくことが重要です。

まずは、入居手続きを行ってから入居日を確認し、入居日において家具や家電を運び出す前に準備しておきましょう。
さらに、引っ越し業者の手配や荷物の梱包、旧居の解約手続きもスムーズに進めるための大切なステップです。
引っ越し完了後も、転出届や各種公共料金の手続きも忘れてはいけません。

これらの準備を怠ると、新生活が始まってから急いで対処しなければならないでしょう。
引っ越しの準備を効率よく進め、安心して新居に入居できるよう必要な手続きを一つひとつ確認していきましょう。

これからの快適な生活のために、入居前のやることリストを用意しました。
ほかにも当記事では、賃貸入居前に必要な準備事項や手続きについて詳しく解説します。

入居手続きの流れ


賃貸物件を借りる際の入居手続きは、いくつかのステップを踏む必要があります。
あらかじめ流れを把握しておくことで、新しい生活をスムーズに始められるでしょう。

1. 希望条件の確認
まず、どのような物件に住みたいのか、自分の希望や条件を整理します。
エリア・家賃・間取り・設備など、優先順位をつけることが大切です。

2. 物件探し
希望条件をもとに、インターネットや不動産会社を利用して物件を探します。
複数の物件を比較しましょう。

3. 内見
気になった物件が見つかったら、実際に内見を行い、物件の状態を確認します。
ここで疑問点があれば不動産業者にしっかりと質問をしましょう。

4. 入居申込
物件を気に入ったら、入居申込書を不動産会社に提出します。
書類には、自分の住所や氏名・収入・勤務先・連帯保証人の情報を記入します。
申込が受理されると、入居審査が行われます。

5. 入居審査
入居審査では、入居予定者の信用力や契約履行能力が確認されます。
審査に通過すると、契約に進めます。

6. 契約手続き
審査が通過したら、賃貸借契約を結びます。
契約時に初期費用(敷金、礼金、手数料など)の支払いが発生します。

7. 引越しの準備
契約が完了したら、引越しの準備を始めます。
必要に応じて、ライフラインの手配や家具の手配も行いましょう。

以上が賃貸物件に入居するための基本的な流れです。
各ステップをしっかりと行い、安心して新しい生活をスタートさせましょう。

入居日とは?いつから家具を運び出していいの?


入居日とは、賃貸物件や新しく購入した家に正式に住み始める日を指します。
入居日は、賃貸契約や物件の売買契約にもとづいて定められ、通常は物件の鍵を受け取る日でもあります。

引っ越しにおいて、家具や荷物を運び出すタイミングは重要です。
一般的には、引っ越し日前日や当日に荷物を運ぶことが多いですが、具体的な日程は契約内容や引っ越し業者の調整に左右されるでしょう。

たとえば、旧居の退去日と新居の入居日が同じ日である場合、旧居から荷物を運び出して新居に移動する必要があります。
この場合、荷物の運び出し作業は入居日前の日程で行うことも可能です。
事前に新居の準備が整っていれば、家具自体を運ぶこともできますが、カーテンや電化製品などの設置を済ませておくと、よりスムーズに新生活が始められます。

入居日にすべての家具を運び入れる場合、引っ越し業者としっかりとスケジュールを調整することが必要です。
またお部屋への入居日が土日や祝日であれば、引っ越し業者の予約が取りづらいことも考えられるため、早めの予約がおすすめです。
入居日や退去日は、契約内容や物件によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

入居前の準備を実施すべき理由


通常であれば、入居前の準備は不要で、入居日と同時に順番に家具を運び出して引っ越しします。
しかし家具や家電を運び出す前にあらかじめ準備しておくことで、引っ越しや家具・家電の配置がスムーズになり、手間が省けます。
ほかにも、引っ越し前の準備を進めることで多くのメリットがあるため、入居前の準備を実施すべき理由について把握しておきましょう。

引き払い時の原状回復証明に利用できるため

賃貸物件を借りる際、入居時の状態を記録しておくことで、退去時の原状回復における証明として利用できます。

入居前に部屋の状態を写真や動画で記録すれば、引き払い時にオーナーや管理会社から損傷を指摘された際に、自分が入居する前からあった問題であることを証明しやすくなります。
とくに、経年劣化や通常使用による損失は借主ではなく大家が負担することが原則であり、自身に過失がないことを明確にするための証拠が必要です。

記録を取ることで、敷金が全額返金される可能性が高まるでしょう。
自己防衛の手段となり、金銭的トラブルを未然に防ぐことができます。
また入居前の記録は、将来的になんらかのトラブルが発生した場合の証拠にもなり、役立つでしょう。

荷物の運び込み時における傷やトラブルが防げるため

新居に荷物を運び込む際には、とくに大きな家具や家電を扱うため、道具や部屋の状態によっては、運び込む際に傷や破損の危険があります。

入居前に部屋の床や壁を養生しておくことで、荷物を運び入れる際の接触による傷や汚れを防げるでしょう。
特に新築や改装された物件の場合、事前準備を怠ると、後々のトラブルの元となることが多いです。

さらに、大型家具を設置する際の配置や搬入経路を事前に確認しておくことで、運搬時に余計な時間を取られたり、隣接する部屋や廊下に傷をつけてしまうといったリスクを減少させたりできます。
結果、運搬業者と入居者の両方がスムーズに作業を進められるため、引っ越し自体のストレスも軽減されます。

害虫に悩まされずに済むため

入居前に害虫対策を行うことで、新居での害虫の発生を防ぐ効果が期待できます。
とくに長期間放置された空き室には、外部から害虫が入り込み住み着いている可能性があるため、空っぽの状態の部屋での対処は非常に効果的です。
防虫剤や薬剤を使用することで、事前に不快な害虫の発生をおさえられるでしょう。

また害虫の駆除は入居後ではなかなか実施しづらく、家具が入っている状態では処理が困難になる場合があります。
事前に害虫処理を行っておくことで、安心して入居でき、入居後すぐに快適な生活が始められるのです。

害虫対策によって、虫に悩まされずにすむというメリットは、新しい生活環境を良好に保つためにも非常に重要です。

引っ越し後の掃除がラクになるため

入居前に適切な掃除や準備を行っておくと、引っ越し後の片付けや掃除が格段に楽になります。
とくに、床や水回りの事前掃除を行うことで、引っ越し直後に汚れが積もっている状態を避けられるでしょう。
そのため、住み始めてからの掃除にかかる時間と労力を大幅に削減できます。

また、たとえばキッチンやバスルームなど、特に日常的に使用頻度が高い場所では、初めにしっかりと清掃を行っておくことで、後の手入れがずっと楽になります。
また、初期から清潔な状態を保つことができるため、入居後も快適に生活できるというメリットがあります。

これらの前準備は、最終的には自身の生活の質を向上させることにつながります。

入居前に新居でやるべきこと


実際に、入居前の空となっている状態において、引っ越し準備として行うべきことを紹介します。
すべて実施することは時間の関係上難しいかもしれませんが、できるだけこなしておくことで、のちの引っ越しや生活が大変楽になるでしょう。
入居前に、新居であらかじめ実施すべき準備について解説します。

大家さんから鍵を受け取る

賃貸物件では、入居前に大家さんから鍵を受け取ります。
鍵を受け取ることで、正式にその物件の使用権を得ることができます。
この際、鍵の種類や数(たとえば、マスターロックや部屋専用の鍵など)を確認することで、今後のトラブルを未然に防ぐことが可能です。

また万が一鍵を紛失した場合、どのように対応すればよいのかもあらかじめ確認しておきましょう。
さらに、鍵の受け取り時に物件の状態を直接確認する機会もあるため、問題があればその場で報告しましょう。

写真撮影

入居前に部屋の写真を撮影することは、特に賃貸物件では非常に重要です。
入居時の状態を証拠として記録することにより、将来的な原状回復の際のトラブルを避けるための防止策となります。

具体的には、物件に傷や汚れがある場合、入居時からすでに付いていた傷として証明できます。
また、入居後に何らかのトラブルが発生した場合、大家さんとの交渉材料にもなります。

各部屋の角度やとくに注意すべき箇所をていねいに撮影しておくとよいでしょう。

ベランダの掃き掃除

お部屋を掃除する前に、まずベランダの掃き掃除をしましょう。
掃き掃除を行うことで、受け取った物件で気持ちのよいスタートを切ることができます。
またベランダは風や雨で葉っぱやゴミが溜まりやすいため、掃除が行き届いていない場合、カビや虫の発生原因になります。

清掃することで、カビや虫の問題を防ぐとともに、快適な住環境を確保できるでしょう。
さらに、ベランダは外につながる貴重なスペースでもあるため、清潔感を持たせることで日常生活の質を向上させることにもつながります。

エアコンの配管にキャップを取り付ける

エアコンの配管にキャップを取り付けましょう。キャップを取り付けることで、外部からの虫や異物の侵入を防ぐことができます。
実は、害虫が家に侵入する経路のひとつにエアコンの配管キャップがあります。エアコンの配管キャップは室外機の隣に出ていることが多く、ここからエアコンから発生する汚水や水分が取り除かれるのです。
そのため、エアコンの配管の穴は、ある程度の虫が侵入する際に適しているといえるでしょう。

エアコンは、長期間使用する設備であり、適切なメンテナンスを行わないと故障の原因にもなります。
また害虫が侵入することで、家の中に不快や健康問題を引き起こす可能性があるため、とくに重要といえるでしょう。

床の掃除

入居前に床を掃除することで、清潔できれいな状態から新生活をはじめられます。

賃貸物件では、入居日前にかならずルームクリーニングが行われます。
しかし、手抜きの業者に依頼していたり大家さん自ら掃除してルームクリーニング代を請求したりする可能性も否定できません。
そのため、ホコリや汚れが残っている場合があります。

とくに子どもやペットがいる家庭では、清潔な環境が求められます。
家具や家電を置いてしまうと、全体の床掃除が困難になるでしょう。
家具を配置する際にクリーンな状態で素早く作業が進むことで、効率的に引っ越しが完了します。

窓の掃除

床だけでなく窓の掃除も念入りに行いましょう。
窓ガラスに付着した汚れやほこりは、外の景観を損ねるだけでなく、日光の取り入れにも影響を与えます。
とくに曇り空や雨の日には、窓が汚れていると室内が暗く感じることがあるでしょう。
清掃を行うことで、明るい光を確保し、快適な空間を作ることができます。
また、窓枠やサッシ周りに発生するカビやホコリの除去にもつながり、今後の手入れが容易になります。

さらに窓ガラス専用の曇り止めや防虫剤をまいて拭く方法も効果的です。

床をテープで保護する

家具や大型家電を搬入する際に、床が傷つかないようあらかじめ保護テープを貼ることが推奨されます。この作業により、家具を運ぶ際の摩擦による傷や傷つきを防ぎ、床を美しい状態に保つことができます。とくに新しいフローリングは傷が目立ちやすく、引越し後に後悔しないためにも事前の対策が大切です。保護テープは簡単に剥がせるため、搬入が終わった後の清掃も容易です。 ただし床をテープで保護する際は、はがれやすく、保護専用のテープを使用しましょう。ガムテープやほかの粘着力が強いテープでは、はがす際に床を傷つけてしまうおそれがあるため注意が必要です。

水回りに防カビ剤をまく

水回りは湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。
入居前に防カビ剤を散布することで、発生を未然に防ぐことができます。
とくにお風呂やトイレなどは、日々の掃除だけでは追いつかない場合が多いです。
防カビ剤による対策を講じることで、清潔な状態を保ちやすく、カビによるアレルギーや健康被害を除去できるため、非常に効果的です。

鏡に曇り止めを塗る

入居前に、洗面台や浴室などの鏡に曇り止めを塗ることで、入居開始直後から、くもりによるストレスが改善されます。
入居してすぐにお風呂を利用する場合、ドアを開けた瞬間に温かい空気が冷たい鏡と接触し、曇りが発生します。
この曇りは視界を妨げ、スキンケアや髭剃りなどの作業が不便に感じられるでしょう。
曇り止めを施すことで、鏡が水蒸気による曇りから保護され、クリアな状態で鏡が使用できます。
また曇り止め液は比較的安価で簡単に塗布できるため、手間をかけずに快適な生活環境を整えられるでしょう。

築年数が経過していればしているほど多くの人に利用されたため、曇りやすくなっている可能性があります。
曇り止めを塗ることで、鏡を快適に利用できるでしょう。

換気扇にフィルターを設置する

換気扇にフィルターを設置しましょう。キッチンや浴室の空気循環を改善し、汚れや臭いが除去できます。
フィルターがない状態で料理や入浴をすると、油煙や湿気が換気扇に直接付着し、耐久性を損なう可能性があります。

これにより換気扇の性能が低下し、最終的には故障につながるおそれもあるでしょう。
予防としてフィルターを設置しておくことで、換気扇を清潔に保ち、掃除の手間を軽減できます。
またフィルターを定期的に交換することで、換気の効率を高め、健康的な住環境を維持しやすくなります。

害虫駆除剤や道具を設置する

入居前に害虫駆除剤や道具を設置しましょう。
とくに長期間空き部屋となっていたお部屋は、外部から侵入した害虫の住処になっている可能性があります。
害虫は衛生的な問題や健康に影響を及ぼすため、早期の対策が求められます。
入居前に燻煙タイプの防虫剤を使用することで、部屋を一掃することができるため、家具や家電が入る前に駆除を済ませるのが理想的です。
さらに、防虫キャップやトラップを設置しておくことで、害虫が侵入するのを防ぎ、安心して生活を始められるでしょう。
これらの対策は、定期的な害虫駆除の手間を省き、長期的な生活の質を向上させるためにも重要です。

大型家電や大型家具を設置する

掃除や身の回りの点検が完了したら、いよいよ家具や家電を設置します。
はじめに小さなものよりも大型家電や大型家具を設置しましょう。

引っ越しの際、特に冷蔵庫や洗濯機、ソファなどの大きなものは、運搬時にスペースを占有するため、作業の初期段階でこれらを配置することが重要です。
大型の家具や家電を先に設置すれば、荷物を持ち込む際の動線が確保され、搬入作業がスムーズに進むでしょう。

また家全体のレイアウトを考える際に、最初に大きな家具を配置することで、ほかの照明や装飾品などとの調和を見失わずに済みます。
とくに賃貸物件では、壁や床に傷をつけないためにも、大型のものを先に搬入し、そのあとに小型のものを置くことで、家具の配置を調整しやすくなります。

さらに賃貸契約では、退去時の原状回復が求められます。
大型家具を先に設置することで、これらの家具がどの位置にあるかを把握でき、立て付けや傷のチェックも容易になります。

小型家電や日用品を置く

大型家具や家電の設置後に、小型家電や日用品を配置しましょう。
具体的には、掃除機やトースター、コーヒーメーカーなどの小型家電は、使用頻度が高い一方で場所を取らないため、引っ越し後すぐに利用可能にしておくとよいでしょう。
頻繁に使用する家具や家電を早めに設置しておくことで、引っ越し直後から快適な生活が維持でき、気分的にも大きな安心感が得られます。

また日用品はできるだけ。
収納スペースに収納したり配置したりすることで、生活空間を整理整頓し、効率的な動線確保が可能です。
とくに、キッチンやバスルームなどは使用頻度が高いため、必要なものがすぐに見つかるようにしておくと、日常生活のストレスが軽減できるでしょう。

以上のステップを踏むことで、新居にスムーズに慣れるうえ、心地よい生活空間を早期に維持できるでしょう。

入居してからすぐにやるべきこと


家具や家電を運び入居が完了したら、お部屋以外で、新しい場所で済むための手続きを完了させましょう。
地元の市役所や税金関係について、必要な手続きが複数あるため、取りこぼしがないよう注意が必要です。
入居の際に必要な手続きを把握しておけば、1ヶ所で一度に複数の手続きが完了できるためスムーズです。
なかには入居が完了してから、手続きを済ませるまでに期限が定められているものもあるため、できるだけ早めの対応が求められます。

市役所に転入届を出す

引っ越し完了後、最初にすぐ行わなければならないことが、市役所への転入届の提出です。

転入届は、新しい住所に住むことになったことを正式に自治体に知らせるためのものです。
引っ越しをした日から14日以内に提出する必要があり、この届出を怠ると住民票の移動が反映されず、各種行政サービスに支障が出ることがあります。

転入届を提出するには、旧住所地の市区町村が発行する転出証明書が必要です。
本人確認のために運転免許証やマイナンバーカードを持参するとスムーズでしょう。
転入届は、窓口での手続きが一般的ですが、マイナポータルを利用した電子手続きにも対応している場合があります。
各自治体の対応状況により異なるため、事前に確認しましょう。

提出後、住民票が新しい住所に更新されるため、公共料金や郵便物の送付先変更、保険や年金の手続きなどもできるようになります。

印鑑の登録手続き

引っ越し後、印鑑登録手続きを行います。
旧住所地で登録した印鑑は自動的に抹消されますが、新住所地で再登録が必要になります。
引越し先の自治体で新たに印鑑登録をすることで、正式な書類に対して印鑑が使用できます。

印鑑登録を行う際は、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)を持参する必要があります。
また、一部の自治体では住民票の写しの提示を求める場合もあるため、準備しておくとよいでしょう。
登録作業は窓口で行われ、登録完了後には印鑑登録証が発行されます。
この登録証があれば、各種契約や公的な手続きで、印鑑が使用できます。

重要な書類への登記や契約に必要なので、印鑑登録の手続きも、早めに行っておくとよいでしょう。

マイナンバーカードの住所変更

マイナンバーカードの住所変更手続きを行います。
マイナンバーカードには登録されている住所が記載されているため、新しい住所に変更する必要があります。
住所変更を行わないと、マイナンバーにもとづく各種サービスが利用できないため注意が必要です。

手続きは通常、市役所の窓口で行います。
本人確認のための書類(運転免許証、住民票など)とマイナンバーカードを持参する必要があるでしょう。
また更新にあたっては、電子申請を利用することも可能です。
手続きは即日に完了し、通常その場でカードの住所が変更されるため、必要に応じて新しい住民票の写しも取得しておくと安心です。

マイナンバーカードは、身分証明書としても広く利用されるため、早めに住所の変更を行いましょう。

国民健康保険の加入手続き

新しい市区町村に移動後は、所在地の役場で新たに国民健康保険に加入する手続きを行います。
この際、転出証明書や本人確認書類、以前の保険証が必要です。

引っ越し先での加入手続きもまた、引っ越し後14日以内に行う必要があります。
手続きが遅れると、医療機関での治療費が全額自己負担となる可能性があるため、注意が必要です。

転居後に保険料の額が変わる場合もあり、これには地域ごとの保険料率や所得にもとづく計算が関係しています。
場合によっては、最初は均等割にもとづいた計算がされ、後日再計算されることがあります。
したがって、手続き後にしっかりと内容を確認し、必要があれば市区町村に問い合わせましょう。

国民年金の住所変更

国民年金の住所変更は、引っ越し後に必ず行わなければならない手続きの一つです。

国民年金第1号被保険者の場合、住所変更の際には新しい住所を管轄する市区町村役場にて手続きします。
この手続きは、転居後14日以内に行う必要がありますが、とくにマイナンバーと基礎年金番号が結びついている場合は、届け出が不要なこともあります。

手続きに必要な書類は、転出証明書・国民年金手帳・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)・印章です。
もし、代理人が手続きを行う場合には、委任状が必要です。
ただし、手続きの方法や必要書類は自治体ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

国民年金の住所変更手続きが完了すると、新しい住所にもとづいた国民年金証書が発行されます。
この手続きを怠ると、年金の受給に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
とくに、引っ越し繁忙期は手続きが混雑しやすいので、余裕をもって準備することが大切です。

福祉手当・医療制度の住所変更

引っ越し後には福祉手当や医療制度に関する住所変更手続きも必要です。

福祉手当を受給している場合、居住地の変更は手当の支給に影響を与えるため、速やかに新しい住所の市区町村役場に届け出ることが求められます。
この手続きのほとんどが、基本的には引っ越し後14日以内に行う必要があります。

手続きに必要な書類は、福祉手当の受給証明書・新しい住所を証明する書類(住民票など)・本人確認書類です。
また医療制度についても同様に、国民健康保険の手続きが済んだあとに、医療窓口での登録内容の見直しや更新を行いましょう。

手続きが遅れると、手当の支給が一時的にストップしたり、医療費の自己負担が発生したりすることがあります。
引っ越しが決まった段階で必要書類を準備し、早めに手続きを行うことをおすすめします。

運転免許証の記載事項変更

引っ越しをした際、自家用車がある場合は、運転免許証の住所変更も忘れず行いましょう。

運転免許証の記載事項に変更があった場合、速やかに手続きを行うことが義務付けられています。
手続きは新しい住所を管轄する警察署、運転免許更新センター、もしくは運転免許試験場で行います。
市役所では行えないため注意が必要です。

具体的な手続きの流れとしては、まず必要書類を準備します。
主な必要書類には、旧住所が記載された運転免許証、新住所が記載された住民票または公的な証明書、印鑑があります。
また都道府県によっては申請用の写真が必要となることがあります。

手続きは窓口で「運転免許証記載事項変更届」に必要事項を記入し、書類を提出するだけで完了します。
手続きには手数料はかからず、通常は即日で新しい住所が免許証の裏面に記載されます。
特に免許証は身分証明書として広く使用されるため、速やかに変更したほうが安心です。

手続きを怠ると、運転免許証の更新の際に旧住所宛の通知が届かず、更新を逃してしまう可能性もあるため注意が必要です。

車検証の住所変更

車の所有者が引っ越しを行った際は、車検証の住所変更も必須です。

車検証には車の所有者の住所が記載されており、古いままだと法的なトラブルを招く可能性があります。
住所変更は、新しい住所を管轄する運輸支局で行います。

手続きで必要なものは、車検証本体・印鑑・住民票や新住所の確認ができる書類です。
住民票は、発行から3ヶ月以内の日付のものでなければならないため、引っ越し後に早めに取得しておくことが大切です。

手続き自体は、窓口での申請が主で、書類を提出後、車検証の住所が変更されます。
通常は、即日発行されることが多いですが、事前に混雑状況を確認しておくと安心です。
新しい住所に契約などの通知が送付されるため、速やかな手続きがおすすめです。

まとめ

賃貸に入居する前に、やるべきことリストを作成することで、スムーズな新生活をスタートさせられます。
入居前には、契約書の確認や近隣への挨拶も忘れずに行い、トラブルを未然に防ぎましょう。

新居の掃除や傷防止対策、さらに水回りの汚れ防止や、壁・床の保護に注意しましょう。
また害虫対策や防犯対策も必要です。
引っ越しが完了したら、転入届や国民年金の手続きなど、早めの対応が肝心です。

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