吹田市で人気な小学校の学区をご紹介

近年、子育てエリアとして人気の高い吹田市には、数多くの小学校があります。
吹田市が子育て世代に人気の理由は、充実した施設や交通アクセスの良さ、
定期的に開かれている子育て講座の存在などが挙げられます。

本記事では、吹田市への引っ越しを検討している方に向けて、吹田市で人気な小学校の学区をご紹介します。
また、吹田市の小学校数や待機児童数に関しても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

吹田市について

吹田市は、大阪府にある約37万人の都市です。万博記念公園を中心として緑豊かであることや、
大阪市の中心である梅田駅まで電車で20分以内に到着できるなど、アクセスの良さが非常に魅力的となっています。

また、大阪以外のエリアに目を向けても、京都駅までは約30分、三ノ宮駅までも約30分で到着できるなど、府外へのアクセスも抜群です。
吹田市は大阪市の北側に位置しているので、梅田や難波（心斎橋エリア）にもアクセスしやすく、買い物はもちろん、
家族で気軽に出かけやすい場所と言えるでしょう。

ここでは、吹田市の詳細をご紹介します。

吹田市の概要

結論として、吹田市は「子育てがしやすい街」を目指して、さまざまな開発や取り組みが進められています。
子育て世代にとっては、仕事と両立しながら子育てをしたり、初めての子育てを安心して進めたりできるかは非常に重要です。

吹田市が教育に力を入れている代表例として、市内の小学生が「Panasonic Stadium Suita」にて、
プロサッカーチームであるガンバ大阪のコーチと一緒にサッカー体験ができる取り組みが挙げられます。
文武両道という言葉があるように、スポーツに関しても高いレベルに触れられる体験ができるのは非常に魅力的ではないでしょうか。

吹田市では、英語学習にも力を入れています。これからは日本のみならず、グローバルな環境で生き抜く力を養う必要もあるため、
幼少の頃から外国語のコミュニケーション能力を高められるのは子育てにとって非常に大きなメリットです。

また、吹田市には妊娠中の頃から子育て世代を支援する「吹田版ネウボラ」もスタートしています。
「吹田版ネウボラ」は、保健センターやのびのび子育てプラザなどの子育て支援機関と連携しており、
妊娠期の相談を無料で行えたり、当然ながら出産後も切れ目のない支援を受けられたりします。

吹田市では児童館や児童センターなどの施設も豊富にありますし、
共働きの子育て世代でも安心して教育ができる環境が整えられています。

吹田市の小学校数

結論として、2023年10月時点で、吹田市には36校の小学校があります。
人口10万人あたりの小学校数は、全国平均で約15校とされており、吹田市の約37万人の人口を踏まえると、
平均よりは少ないと言えるかもしれません。

しかし、小学校数は約10万人あたりの平均でみれば少ないものの、上述した通り吹田市はアクセスも充実していますし、 通いたい小学校に通いやすい地域と言えます。

吹田市の子育て環境

ここまで、吹田市の概要や小学校数などをご紹介しました。 ここでは、吹田市の待機児童数や周辺環境を解説します。どれだけアクセスが優秀であったり住みやすかったりしても、
待機児童が多くては安心して子育てができず、2人目3人目と生むことも躊躇してしまうでしょう。
また、吹田市の治安についても解説しますのでぜひ参考にしてください。

吹田市の待機児童数

結論として、吹田市の待機児童数は脅威の0人です。
こちらは、令和4年・令和5年と2年続けて待機児童が0人となっており、
子育てをする親の立場としては非常に安心できる材料になるのではないでしょうか。

もともと、吹田市は待機児童が多い地域として有名でした。
実際に、2016年は待機児童が200人を超えており、保育所を利用できない子どもも多かったです。
しかし、そこから吹田市では「待機児解消アクションプラン」を策定し、待機児童を減らすための取り組みを続けたことで、
2022年にはついに待機児童0人を達成したのです。
他にも、吹田市では「子育て支援コンシェルジュ」が配置されています。
子育て支援コンシェルジュでは、子育てや保活の相談に応じてもらうことができ、「のびのび子育てプラザ」内で相談が行なわれています。
また、状況に応じて出張型で相談に乗ってもらうこともできるので、諸事情により足を運ぶことができない場合は、気軽に出張相談を申し込んでみましょう。

周辺環境

吹田市は、買い物、グルメ、観光、子育て、アクセスのどれをとっても周辺環境は充実していると言えるでしょう。
吹田市内にはさまざまな飲食店や商業施設がありますし、家族全員で出かけたい場合は、
自転車や車で周辺のお出かけスポットに足を運ぶも良し、約30分で京都に向かうも良しです。
子育てがしやすい地域や環境は全国にさまざまありますが、その中でも吹田市は特に周辺環境が充実しているエリアになります。
子どもが小さい頃は車での移動や電車での移動が必要になると思いますが、大きくなれば自転車のみで暮らすことも十分に可能です。

吹田市のどこに住んでいたとしても、スーパーマーケットもありますし、気軽な買い物であればコンビニで用を済ませられます。
また、小さな病気をした際は近隣のドラッグストアに足を運べば薬を買うこともできますし、吹田市内には500を超える病院が設けられています。

病院の診療科も、内科、外科をはじめとして、整形外科や歯医者、眼科、心療内科、産婦人科、小児科、消化器内科など診療科も幅広いです。
健康面でも不安を覚えることなく、安心して暮らすことができるのは吹田市ならではの魅力と言えるでしょう。

吹田市の治安について

結論として、吹田市の治安は良好であると言えます。
大阪府警によると、2020年度の大阪府犯罪認知件数は、合計で68,351件です。
そのうち、大阪市内が33,774件、吹田市は1,576件と、約25分の1の数字となっており、
大阪府の中では良好な治安が保たれているという見方ができます。

子育て世代にとって、安心して子育てができるかは治安にも大きく左右されます。
その点、治安が保たれている吹田市は、大阪府で子育てをする家庭にとって第一の選択肢と言えるほど安心した子育てができる環境と言えるのではないでしょうか。

吹田市の歴史

吹田市は、昔から人が集まる都市として注目を集めていました。
奈良・平安時代初頭には、大規模な瓦工場が数多く設けられていたと言われており、工業都市としての一面もあったとされています。
同時に、吹田市には由緒あふれる遺跡が数多く見つかっており、歴史好きな方が多く訪問していることも特徴です。
ただし、吹田市は戦乱の世になると、信長勢に敗北したことで城跡が残ることはありませんでした。
その後江戸時代になり、大阪、京都に次ぐ市としての反映が進んでいったという歴史があります。

また、吹田市はビールの街としても知られています。
これは、アサヒビールが明治に会社を設立したためです。
実際に、現代ではビール工場の体験ミュージアムが設立されたり、アサヒビールをきっかけに多くの大企業が吹田市で事業を営んだりするようになりました。

このように、吹田市は教育や子育て世代に注目されている街であると同時に、ビジネスシーンでも活躍する企業の参入も行われています。

吹田市が人気の理由

ここまで、吹田市の特徴や歴史を解説してきました。ここでは、改めて吹田市が人気の理由を3つに絞ってご紹介します。

● 都市部へのアクセスが良い
● 教育レベルが高い
● 人口の多さに比例して商業施設の数も比例している

それぞれ順番に見ていきましょう。

都市部へのアクセスが良い

まず、吹田市は都市部へのアクセスが抜群に良いです。代表例としては下記が挙げられます。

● 御堂筋線・北大阪急行エリア
● JR京都線エリア
● 阪急千里線エリア
● 大阪モノレール

御堂筋線は、大阪の都市部である梅田に移動できたり、南側の心斎橋エリアに移動できたりします。
これらは大阪の中でも有数の繁華街として知られており、家族での気軽なお出かけやデートスポットとして利用されています。

JR京都線エリアは、吹田市の南部を通る電車です。
通勤に使う方も多く、吹田市を移動するなら最も便利な移動手段の1つと言えるかもしれません。

阪急千里線エリアは、吹田市の中でも屈指の文教地区として知られる場所です。
教育熱心な親御様が集まったり、学力の高い学校が集まったりしているエリアになります。

大阪モノレールは、伊丹空港（大阪国際空港）に直結している移動手段です。
もちろん、吹田市内を移動することもできますし、千里中央駅で乗り換えれば梅田駅まで移動することもできます。

このように、吹田市は自然にあふれる街でありながらも、繁華街など都市部へのアクセスも良いというアクセスの条件が良いというメリットがあります。

教育レベルが高い

次に、吹田市は教育レベルが高いことも人気の理由の1つです。

「吹田情報局」の記事を参考にすると、吹田市の小学生、中学生の学力は全国平均よりも高く、大阪ではトップとなっています。(https://suita-asahidori.com/population02/)

大阪府での引っ越しを検討している方はもちろん、全国的にも学力の高い街を探している子育て世代の親御様にとって、 吹田市が魅力的な街であることは間違いありません。

吹田市の教育方針も然り、教育熱心な子育て世代の親御様が集まる街であるため、自然と全体的な学力が伸びているという背景があるのかもしれません。

人口の多さに商業施設の数も比例している

最後に、吹田市は人口の多さに商業施設の数も比例しているという人気の理由があります。
2023年の吹田市の人口は統計で38万人となっており、前年と比較して約3％増加するという結果になりました。
加えて、世帯数は18万世帯となっており、こちらは前年と比較して約7％増加しています。
これらの数字から、いかに他の地域から、子育て世代を含めて引っ越しをしている方が多いことが分かります。

吹田市の不動産は、75%以上が集合住宅であり、そのうち分譲マンションの割合が約28%です。
賃貸住宅が多いという特徴があり「吹田市に引っ越しはするものの、いきなり物件を購入するのは躊躇してしまう」という方でも、
気軽に賃貸で引っ越しができるのも魅力の1つと言えるでしょう。

また、上述した通り吹田市は商業施設の数も多く、徒歩圏内にコンビニやスーパーマーケットも多いため、生活の利便性も高いです。
さらに、家族旅行ができるスポットも市内にいくつも存在するため、日常生活はもちろんのこと、休日に家族と過ごす際に困ることもありません。

クラスモJR吹田駅前店で人気の学区一覧

ここからは、クラスモJR吹田駅前店で物件を探される方に、特に人気の学区一覧をご紹介します。
人気の小学校は下記のとおりです。

● 吹田東小学校（吹田市）
● 千里第一小学校（吹田市）
● 千里新田小学校（吹田市）
● 片山小学校（吹田市）
● 佐井寺小学校（吹田市）
● 東山田小学校（吹田市）
● 吹田第三小学校（吹田市）

それぞれの小学校の特徴を順番に見ていきましょう。
※情報は2021年のものになります。

吹田東小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市幸町２０－１
● 電話番号：06-6381-5458
● 児童数：291人
● 教員数：21人
● 創立：1959年
● 教育目標：一人ひとりのもちあじを生かし、仲間とのつながりを大切にし、自ら考え行動する児童の育成

吹田東小学校は、吹田市内でも特に人気の高い小学校です。
「のびのびしている子が多い」「セキュリティ対策もしっかりしている」「行事は楽しいイメージがある」という評判が多く、規律の正しさも重要ではあるものの、子どもが自主的に育ったり遊んだりすることを重要視する場合は、吹田東小学校を選んでみると良いのではないでしょうか。

千里第一小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市片山町４－３２－１０
● 電話番号：06-6387-5741
● 児童数：760人
● 教員数：34人
● 創立：1873年
● 教育目標：ちがいをみとめあう子、さいごまでがんばる子、ともに学びかんがえる子

千里第一小学校は、1873年に創立された歴史のある学校です。
「生徒がみんな仲良し」「明るい子が多く、転入するには非常に良い」といった口コミが多く見られ、
千里第一小学校に通わせることを目的として引っ越しをする方も多いです。

千里新田小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市春日４ー１０－１
● 電話番号：06-6386-9214
● 児童数：838人
● 教員数：39人
● 創立：1976年
● 教育目標：個性豊かで、調和のとれた人格の育成をめざして

千里新田小学校は、生徒数が800人を超える比較的大きな小学校になります。
「iPadを使った授業が行われていて近代的」「千新フェスティバルが非常に楽しい」といった評判が多く見られ、
学校全体が最新の設備を取り入れつつ、イベント行事にも励んでいるようです。

片山小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市朝日が丘町１６－１
● 電話番号：06-6387-8531
● 児童数：849人
● 教員数：37人
● 創立：1980年
● 教育目標：自ら学び、命と人権を大切にする、すこやかで心豊かな子どもを育成する

片山小学校は、1980年に創立された比較的新しい小学校になります。
多様性を大事にしていることで有名で、教育目標である「命と人権を大切にする」ということからも分かる通り、
子どものときから大人として必要な考えを学べる小学校です。
「中学受験する子どももいれば、スポーツに専念する子どももいる」という口コミも見られることから、
文武両道を体現できる学校と言えるでしょう。

佐井寺小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市佐井寺３－３－１
● 電話番号：06-6330-1601
● 児童数：630人
● 教員数：29人
● 創立：1983年
● 教育目標：心豊かな人間性を養い、自ら考え行動する子どもの育成

佐井寺小学校も、1983年に創立された比較的新しい小学校になります。
「丁寧に教えてくれる先生が多い」「イベントはおしなべて充実している」といった評判が多く見られ、通いやすい学校と言えるでしょう。
また、先生も率先してあいさつ運動を行っていることから、学校全体が活気のある小学校に通いたい場合は、佐井寺小学校を検討してみてはいかがでしょうか。

東山田小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市青葉丘南１５－１０
● 電話番号：06-6876-8405
● 児童数：1128人
● 教員数：49人
● 創立：1981年
● 教育目標：調和のとれた人間形成を目指し、心身ともに健康で、実践力と豊かな人間性を培う基礎教育の推進

東山田小学校は「学級崩壊を聞いたことがない」と言われているほど教育に力を入れている学校で、熱心な指導を受けられることで有名です。
校舎が古いという声も見られるものの、イベント自体は活発に行われており、他の保護者や親子同士での交流の機会も多いようです。

吹田第三小学校（吹田市）

● 学校種別：公立
● 学校住所：吹田市高城町１８－３９
● 電話番号：06-6381-0413
● 児童数：483人
● 教員数：24人
● 創立：1931年
● 教育目標：一人ひとりの特性を生かし、なかまとつながりあえる子どもを育てる

吹田第三小学校は、1931年に創立された由緒ある小学校です。
「PTAと教員の関係が良好」「学級の人数が程よいため、教師の目が生徒に行き届く」といった評判が見られ、
親としては安心して通わせられる学校と言えるのではないでしょうか。

まとめ

本記事では、吹田市で人気の小学校の学区や吹田市の特徴をご紹介してきました。
吹田市はアクセスも抜群で、子育て世代にとってありがたい支援や設備が充実しています。
たとえば「吹田版ネウボラ」が用意されており、妊娠中から包括的な支援を受けることができます。
また、2016年に「待機児解消アクションプラン」が策定されたことで、令和4年、令和5年と2年連続で待機児童が0人という数字も達成していることが特徴です。

さらに、吹田市は教育に力を入れているという背景もあり、小学校全体を見ても学力が高い傾向にあります。
本記事でご紹介した学区・小学校であれば、初めての子育てでも安心して小学校に通わせることができるでしょう。
まずは本記事を参考に、吹田市の中で小学校区を選んでみてはいかがでしょうか。