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一人暮らしの賃貸物件で半同棲は可能?吹田市の不動産屋が解説します!

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公開日:2024/09/19



「半同棲」生活とは、同棲生活のように完全に誰かとお部屋を共にして過ごすまではいかなくとも、週に何日かは一緒に過ごすといった生活手段をいいます。
結婚を決める前のお試し生活や、相手のことをもっと知りたいという目的から選択する人が増えています。

しかしもともと一人暮らしをしていたお部屋で、半同棲生活は可能なのでしょうか?
「二人入居不可」とされている物件でも、半同棲ならば問題ないのでしょうか?

などの疑問が浮かびます。
当記事では、一人暮らしをしていた物件での半同棲生活は可能か?許可されていないにもかかわらず半同棲を始めるとどうなるのか?また半同棲生活における注意点について解説します。

半同棲とは?



二人で共に、同じ住居で過ごすことを同棲または半同棲と言います。
なかでも半同棲とは、主に1週間のうち半分以上の時間を一緒に過ごしている状態を指します。
同棲との違いは、お互いに自身の住居があり、お互い異なる場所に住民票をおいている点にあります。
しかし一緒に過ごす時間が長いため、どちらか片方の住居にもう一人の私物や生活用品を置いていることもあります。

半同棲は、同棲とは異なり下記のようなメリットとデメリットがあります。

◆メリット:
― お互いの生活やお金に対する価値観が分かる
― 相手と自分だけの時間どちらも楽しめる
― 一緒に生活することへのイメージが湧きやすくなる
― やめたいときはいつでもやめられる

◆デメリット:
― 家事分担や金銭での担当ルールが決めにくい
― 自身のプライベートスペースが減る、勝手に変更されることがある
― 中途半端な状態や関係が長引くことがある

結婚を考えている、または一緒に住むことを考えてはいるが、お互いのことをもっと知っておきたい、またはお試しで一緒に生活してみたいと考えたときに半同棲を選択される方が多いようです。
アニヴェルセル株式会社が行った「結婚する前に同棲していましたか?」というアンケートでは、同棲のほかにも半同棲を経験した方が一定数いらっしゃることが分かります。



出典:アニヴェルセル株式会社 結婚の新常識!?結婚前の同棲が急増中! 20代既婚男性の65%が同棲経験あり!!


しかし半同棲はどちらかのプライベートゾーンで過ごすため、家事やお金に関することなどが中途半端になり、トラブルになったりストレスを感じたりすることもある点に注意が必要です。


一人暮らしをしている賃貸物件で半同棲は可能か?

半同棲するときは、どちらかの住居で共に過ごすことになります。
しかし、契約しているアパートやマンションによっては同棲だけではなく半同棲も不可能な場合があります。
引っ越しの際に取り交わした賃貸契約の規約について、見直しをしましょう。


「二人入居可」の場合

今住んでいる賃貸物件が「二人入居可」の場合は半同棲が可能です。

物件や大家さん、管理会社によりケースは異なりますが、半同棲ならば申告しなくても許容範囲といった場合もあるでしょう。
しかしたとえ半同棲であっても、できるだけ物件の大家さんまたは管理会社へ相談・申告することをおすすめします。
住人でない人が頻繁に出入りしているといった通報や報告があった際、同棲するつもりがなくとも規約違反とみなされる可能性があるためです。
また半同棲とはいえ、一緒に過ごす期間が長い場合は同棲と判断されることもあるでしょう。

あらかじめ物件の大家さん、管理会社に報告・相談しておくことで後のトラブル回避につながります。


「二人入居不可」の場合

住んでいる物件が「二人入居不可」の場合は、半同棲も不可な場合がほとんどです。
1日・2日程度のお泊りならば許容されるかもしれませんが、同棲および半同棲など、一緒に過ごす期間がないが場合は規約違反とされる可能性が高いでしょう。

また中には、短期間のお泊りも認めていない場合があります。
決して黙認せず、物件の大家さん・管理会社に相談するか半同棲が可能な場所で過ごすか、一時的に場所を借りて過ごしてみるなど、ほかの方法も検討しましょう。


一人暮らしの物件で半同棲する場合の注意点



「二人入居可」の物件であっても、建物には様々な方が一緒に住んでいるため、半同棲する際にはいくつかの注意点があります。
適切に守って、お互いや近所、物件を管理している人とも良好な関係を築いていきましょう。


半同棲を黙認しない

半同棲をする際は、必ず物件の大家さん・管理会社へ相談・報告をしておくと安心です。
同棲するわけではないからと黙認した場合、住民ではない相手が頻繁に出入りしているところを発見された際、黙って同棲しているのではないかと疑われたり規約違反とされたりする場合があるためです。

念のため賃貸契約時に受け取った規約を見直し、規約の範囲内で半同棲が可能か確認しましょう。
場合によっては短期間の宿泊と判断され、認めてもらえることがあります。


近隣住民へ配慮する

生活する人が増えると、その分どうしても生活音が大きくなってしまうものです。
話し声やテレビ、掃除機などの家電製品の音、家具や物を動かす音などが一人のときよりも大きくなります。
その際、近隣住民に不快感を与えてしまう可能性があるため、生活音においては十分な配慮が必要です。
極端に気を付ける必要はありませんが、深夜まで大声で騒いだり通常以上に大きな音を立てて生活したりといったことは避けるべきです。

念のため、近隣住民へ挨拶をしておくと安心です。
「これから頻繁に出入りすることが増えますが、よろしくお願いします。」
といったように、軽く顔を覚えてもらったり声をかけたりすることで、近隣住民からの理解を得やすくなるでしょう。


賃貸物件の契約時における規約を見直す

半同棲を行う際は、念のため賃貸契約時に取り交わした規約を確認しましょう。
確認ポイントは、同居に関する事項と規約違反をした場合のルール事項です。

同居に関するルールが記載されていた際は、半同棲および同棲とみなされるケースが詳しく書かれている場合があるため、自身がこれから行おうとしていることが半同棲なのか?それとも大家さんや管理会社へ報告したほうがいいことなのか?が判断しやすいでしょう。

また規約違反をした場合の措置やルールについても確認しておきます。
同棲不可、二人入居不可にもかかわらず半同棲を行った場合は規約違反とみなされ、賃貸契約の更新が断られたり最悪の場合、強制退去を命じられたりする場合もあります。


二人入居可でもルームシェア不可の場合がある

同棲と似た意味に「ルームシェア」があります。
「二人入居可」としているにもかかわらず、ルームシェア不可としている物件もあるため注意が必要です。

ルームシェアとは、他人や友人と一緒に同じ部屋に住むことをいいます。
ルームシェアと同棲の違いは、他人と一緒に住むか恋人と一緒に住むかにあります。
厳密には「同居」とも異なり、同棲・ルームシェア・同居の違いは下記のとおりです。

同棲 婚姻関係にないカップルが同じ家に住むこと
ルームシェア 家族でも恋人でもない他人と同じ家に住むこと
同居 血縁関係にある者や家族と一緒に同じ家に住むこと、家族ではない人と同じ家に住むこと

同居という大きなくくりの中に、同棲およびルームシェアが含まれているイメージです。
同棲もルームシェアも他人と一緒に暮らす点では同じですが、「二人入居可だがルームシェア不可」としている物件もあるため、自身のケースに当てはめて迷った際は大家さんや管理会社へ相談しましょう。

ルームシェア不可としている主な理由には、ルームメイト同士のトラブルを避けるため、近所への騒音被害対策などがあり、同棲よりもルームシェアの方がトラブルが多いというイメージがあるようです。


「二人入居不可」物件がある理由

そもそもなぜ「二人入居不可」物件があるのでしょうか?
不可としている理由があるにもかかわらず、黙認して同棲・半同棲を行うことで、大きなトラブルに発展したり過ごしにくさからストレスを感じたりする可能性があります。


騒音問題を防ぐため

前述したとおり、住民や一緒に過ごす人が増えることで、生活音が大きくなる可能性は非常に高いでしょう。
そのため、近隣住民への配慮から「二人入居不可」としている物件があります。
また過去に、住民からクレームを受けたりトラブルに発展したことがあったりした場合、以降は不可としている場合もあります。

「となりで夜遅くまで騒いでいる人がいて迷惑している」

などクレームがあった際、大家さんや管理会社から注意を受けないよう入居不可物件では同棲・半同棲すべきではないでしょう。


お部屋や設備の劣化を防ぐため

建物のお部屋や設備は、一人で使用するより二人で使用したほうが劣化スピードが速くなります。
できるだけ長持ちさせて設備へのメンテナンス費用を抑えるため、あえて二人入居不可としていることがあります。
たとえば和室ならば畳の劣化が早まりますし、水道やガス設備、ドアの開閉回数も増えて建付けが悪くなっていくでしょう。
また住人が多ければ多いほど、お部屋や設備が壊れる可能性が高くなります。
故意による破損でない場合は、住民から徴収している管理費から出すことになるため、できるだけ出費を抑えるために二人入居不可としていることがあります。


建物全体の治安を守るため

賃貸物件は、人が多ければ多いほど治安が悪化したりトラブルが増えたりする可能性が高まります。
そのため、治安維持の観点からあえて二人入居不可としている場合があります。
たとえば同棲している家からケンカの声や物を投げる音が聞こえてきた場合、近隣住民も過ごしにくくなってしまうでしょう。

また昨今では、周辺環境だけではなく建物自体の治安も、引っ越しを検討している人にとって非常に重要視されています。
インターネットで検索してみると、
「昼と夜両方の時間帯に建物へ訪れて、治安の良し悪しを確認したほうがよい」
といったアドバイスも見られます。
治安に対する不安から入居を見送るといった事態を避けるためにも、二人入居不可にすることで治安を保っているのです。


「二人入居不可」物件で半同棲すべきではない理由



「二人入居不可」の賃貸物件でも、黙認していればバレないのではないかとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし二人入居不可の物件は、理由があるからこそ禁止にしているケースがあります。
なかには大家さんや管理会社の考えや都合もありますが、入居者自身にとってもデメリットしかない場合がほとんどです。


契約違反にあたるため

賃貸の契約時に、一人で住むことを前提に交わしたにもかかわらず、二人で過ごす時間が多い場合は契約違反とみなされる場合があります。
また「二人入居不可」とあらかじめ共有されていたにもかかわらず他人と一緒に暮らしていた場合も、半同棲であっても契約違反にあたる可能性があります。

契約違反となった場合は、以降の契約や契約満了日における契約更新が断られる場合があります。
また賃貸契約はお互いの信頼のうえで成り立つため、半同棲を黙認していた、または嘘をついていたとみなされた場合、強制退去を命じられることもあるため注意が必要です。


間取りや設備が二人暮らしに適していないため

「二人入居不可」の物件の多くは間取りが1Kや1DKなど、せまいケースがほとんどです。
昨今では一人暮らしを検討している方のため、無駄を限界まで削いで格安で提供するお部屋が増えてきました。
そのようなお部屋は一人暮らしを想定した間取りで設計されているため、二人以上で暮らすと非常に窮屈で不便な思いをするでしょう。

まず1Kや1DKは部屋の数が少ないため、それぞれのプライベートスペースが確保できません。
また各設備が狭めに設計されているため、置ける家具や日用品が限られます。
生活動線やそれぞれが設備を使用する時間などが重なった場合、とてもストレスに感じるでしょう。

はじめの数日間は問題なく感じるかもしれませんが、長期間続けるとさまざまなトラブルが起こる可能性があるため、半同棲は避けて、一時的な宿泊に留めましょう。


お金にまつわるトラブルが起きやすいため

半同棲は、同棲とは異なり相手の住居へ一時的に滞在します。
そのため、生活費や家賃の負担に関するルールが曖昧になる場合がほとんどで、トラブルにつながるケースも少なくありません。
実際にもともと住んでいた側にとっては、プライベートスペースが制限されるためだんだんとストレスに感じてきます。
さらに一時的に住んでいるため、家賃の一部負担や家事分担に対する協力を言い出しにくいこともあるでしょう。
お試しで一緒に住めることが魅力の半同棲ですが、お金にまつわるトラブルが起こりやすいことも念頭においておくべきです。


精神的な負担が大きいため

お互いがどれほど仲が良く思いやりがあっても、一人になるための時間は大切です。
24時間寝食を共にし、数日間続けばだんだん精神的にも負担に感じてくるでしょう。
他人と一緒にいるときは、どれほど仲が良い人でも少なからず気を遣ったり遠慮したりして精神をすり減らしているものです。
そのときにプライベートスペースがないのはお互いにきつく、仲が険悪になる可能性もゼロではありません。

また金銭や消耗品におけるルールも、半同棲では曖昧になりやすく、仲違いを恐れるあまり、ルール決めを言い出せないこともあります。
お互いの生活感や価値観の違いも相まって精神的な負担が大きくなるため、プライベートスペースが確保できない間取りでの半同棲は避けるべきでしょう。


賃貸物件の契約者のみリスクを被るため

賃貸物件において二人入居不可にもかかわらず同棲・半同棲が発覚するなどの規約違反が見られた場合、ペナルティを受けるのはもともと住んでいた住人のみです。
賃貸契約の破棄や強制退去など、すべてもとの住人のみがペナルティを受けるため、半同棲を黙認することは何一つメリットがないことを心得ておきましょう。

また半同棲をする先が自身の住居ではなく相手の住居だったとしても、発覚した際に相手に大きな迷惑をかけてしまうことにつながるため、二人入居不可の物件で半同棲をすることはやめましょう。

二人入居可の物件を探すか、互いのうち二人入居可の物件のみで半同棲するなどの手段を取りましょう。


二人入居不可にもかかわらず半同棲するとどうなる?

賃貸物件によっては二人入居不可の物件があります。
前述したとおり、二人入居不可物件とされていることには何かしらの理由がある場合がほとんどです。
そのため、入居後の生活が不便に感じたりストレスを感じたりするほか、お部屋に積み続けることが困難になることもあります。


契約違反とみなされる

はじめに賃貸契約を締結した際、建物の「二人入居不可」という条件にも同意したとみなされています。
そのため、たとえ半同棲であっても二人以上の人と同居していると判断され、契約違反にあたる可能性があります。
はじめは、どの大家さんも管理会社も厳重注意にて指摘や忠告を受けることがほとんどですが、あまりにも悪質または改善されない場合は契約違反として罰金や退去命令が言い渡されるケースもあるでしょう。


契約更新が断られる場合がある

賃貸契約は借主と貸主の信頼関係に基づいて結ばれるものです。
また大家さんや管理会社も、ルールを守ってほかの住民に迷惑をかけないよう意識してくれる人に入ってほしいと願っています。
そのため、無許可や相談がないままの半同棲を行ってしまう、また注意しているにもかかわらず改善してくれないなどが発覚すると、問題のある住人として認識されてしまい、賃貸契約の更新が断られる場合があります。

契約の更新ができなければ退去となり、他のお部屋を急きょ探さなくてはなりません。
それだけではなく引っ越しの費用がかかるほか、問題のある住人としての評判が広まり、他の場所でもお部屋が借りられない可能性もゼロではありません。


お泊まりと半同棲の境界がわからないときは?

同棲・半同棲・お泊りの境界は非常にあいまいなものであり、賃貸物件によっては3つともすべてを禁止している物件もあります。
または半同棲は問題ないが同棲は禁止しているというケースもあるでしょう。

どうしても判断に迷った際は、黙認せず大家さんや管理会社へ下記について必ず相談しましょう。

・自分以外にお部屋へ頻繁に出入りする可能性がある人がいること
・出入りする可能性がある人と自身との関係
・週にどれくらいの頻度で出入りまたは宿泊するか?
・二人入居不可であることを承知のうえで、半同棲することは可能か?
・周辺の住民に迷惑をかけないようルールを決めてお部屋を使用する旨を伝える
・半同棲でも、あらかじめ交わした賃貸契約において変更点はあるかどうか

適切に説明して相談することで、本来ならば禁止している半同棲も許可してくれることがあります。
大家さんや管理会社の人も人間ですので、信頼できると判断した住人の人には長く住んでもらいたいと考えていますし、力になってあげたいとも思うでしょう。

ただし、説明してもどうしても許可してもらえないこともあります。
その際はいさぎよく了承したことを伝え、相手のお部屋に半同棲するか別の方法を考えるかなどの対策を取りましょう。
間違っても、許可されていないにもかかわらず黙って半同棲を始めるべきではありません。


半同棲を始める際の注意点



大家さんや管理会社の方に無事に半同棲の許可をもらうことができたら、準備を進めていきましょう。
半同棲はこれまでとは異なり、自身のためのプライベートな空間や時間が一気に減ります。
また、相手を思いやれるかどうかも試されるといえるでしょう。
しかし大切な人との生活ですから、できるだけトラブルを起こさず長期間仲良く楽しく過ごしたいものです。
半同棲を始める際の注意点について解説します。


生活費や消耗品の負担について細かくルールを定める

完全に同棲しているわけではないため、つい曖昧になってしまいがちなことが生活費や消耗品の負担についてです。
ずっとお部屋を使用しているわけではないため、何となく相手に一部の負担をお願いすることは気が引けてしまうという方もいらっしゃるでしょう。
しかしもう一人が同じ空間で共にする場合、食器洗い用洗剤や洗濯用洗剤、食費やプライベートな時間など、減っているものはたくさんあります。

半同棲とはいえ、もともとのお部屋の持ち主にとっては二人分の負担を抱えてしまっているところもあります。
初めは特に意識していなかったとしても、後にストレスを感じてしまうことにもつながるため、たとえば下記について取り決めておくとよいでしょう。

・生活費の項目を細かく洗い出し、費用を折半する項目を定める
・シャンプーや洗濯用洗剤など、消耗品はお互い専用の物を用意する


家事の分担ルールを細かく定める

半同棲であっても、家事の分担は細かく定めましょう。
半同棲はお泊りとは違うため、お客さまではありません。
目的にもよりますが、半同棲を始める理由に「相手との同棲生活や結婚生活がうまくいくか?」などであった場合は、相手の生活力を見極めるチャンスでもあります。

いつまでもお客様気分で家事を何でもやってもらおうとするスタンスならば、半同棲生活もうまくいかない可能性が高いでしょう。
家事の項目を洗い出して、お互いの役割分担をはっきりさせましょう。

またルールを定めるとき、一人が体調不良の場合やどうしても分担されていた家事ができなかったときの対処法など、臨機応変に動けるよう細かく定めることも大切です。
そしてルールを定めるだけでなく

「今日はどうしても夕飯の支度ができないから代わりにお願いしたい。その代わりに~日は私がやるよ!」

などの声がけやコミュニケーションも大切です。
黙っていても伝わるだろう、察してくれるだろう、といった考えはトラブルのもとです。


生活音に注意する

生活音は、どうしても一人より二人のときの方が大きくなってしまうものです。
ドアの開閉数や洗濯機を回す頻度、話し声など、近所に聞こえる可能性がある生活音は多岐にわたります。
初めは一人で住んでおり静かだったにもかかわらず、ある日から一人増えて生活音が聞こえるようになった!ということがあれば、近隣の住民にとってはあまり望ましくはないでしょう。

実際に株式会社ヴァンガードスミスが行った「近隣トラブルに遭遇したことがある一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)20~69歳の男女500名を対象にしたアンケート調査」では、生活音/騒音関連のトラブルが圧倒的に多いことが分かりました。



出典:株式会社ヴァンガードスミス「近隣トラブルに遭遇したことがある一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)20~69歳の男女500名を対象にしたアンケート調査」

場合によってはクレームを受ける可能性があるほか、大きなトラブルへと発展してしまうこともあるため注意が必要です。あらかじめ近隣住民の方へ、半同棲する旨や一緒に住む人の紹介など、挨拶を行っておくと安心です。


泊まる際は必ず相手にあらかじめ連絡する

どちらかが相手の部屋に泊まるときは、必ず予定の確認と約束をしておきましょう。
お客さまではないとはいえ、借主にとっては、できるだけお部屋を綺麗にした状態で相手を迎えたいものです。
そのため、お迎えするためにはお部屋の掃除や片付けを事前に済ませておきたいと考えます。
また、その日は大掃除をする予定だったため他の人が泊まれない状態であったり、実家の家族が来たりなど本人の都合もあります。

それらの都合や状態を無視して急に泊まることは、マナー違反にあたるため必ず約束をしてから訪れるようにしましょう。
また約束をした際に「掃除が終わっていないから」や「片付けが済んでいないから」などと言われたときは、ぜひ自分も手伝うよう申し出ましょう。

一緒に暮らすということは互いに助け合うということでもあるため、相手の立場に立って動くことが大切です。


半同棲生活をする期間を定める

半同棲生活を続けていくうえで注意したいことは、期間をきっちり決めておかなければ、中途半端な状態が続いてしまう可能性が高いということです。
半同棲生活の目的が結婚前のお試しだったり相手について深く知りたい、などであったりした場合は、必ず期間を定めて半同棲生活を送るようにしましょう。

なぜなら期間を定めない半同棲生活は、お互いの関係や将来に関することをすべてあいまいにしてしまう可能性が高いためです。
たとえ半同棲生活が居心地よく、順調に進められている場合であっても、あまり長期間続けるべきではありません。
半同棲生活でしばらくは暮らしていくという約束や合意の基である場合は問題ないですが、将来は結婚を考えていたり一緒に暮らすことを考えていたりする場合は、具体的に3か月間だけ、または半年間だけなど期間を定めましょう。


相手に対する思いやりの気持ちを忘れない

半同棲生活を成功させる一番のコツは、相手に対する思いやりがあるかどうか、といっても過言ではありません。
家事や費用の負担を相手に任せっきりにしていないか、相手の行為に甘えてばかりいないかを都度見直してみましょう。
誰かと一緒に暮らすということは、自身の忍耐力や思いやりの有無が試される期間であるととらえます。

もちろん極端にかしこまったり他人行儀になったりする必要はありませんが、自分よりも相手に幸せになってもらいたい、自分といる時間を好きになってもらいたい、という思いで接するとうまくいきやすいです。

仕事やプライベートでイライラしているときは、相手にぶつけてしまわないよう気分転換をするなど、感情をコントロールする訓練にもなるでしょう。


まとめ

もともと一人暮らしをしていた物件で、半同棲生活を始めてよいのかどうかについて解説しました。
結論、たとえ「二人入居可」であったとしても、だまって半同棲生活を始めるべきではありません。
なぜならあらかじめ一人で入居するということ前提で賃貸契約を交わしているためです。
どうしても半同棲を始めたいと考えた場合は、大家さんや管理会社の人へ相談しましょう。

そして半同棲生活を始める際は、一人だけの時間や空間が大きく減ることを覚悟したうえで、相手への思いやりの気持ちを持つことが大切です。
お金や生活に関するルールを細かく定めて、半同棲生活を楽しみましょう。

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