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一人暮らし向け物件探しのコツとは?成功させるためのポイントを解説

INFORMATIOIN

公開日:2025/01/22



「はじめての一人暮らしは失敗したくない!」または「生活でストレスを感じないよう、妥協してはいけないポイントはある?」など、一人暮らしの物件探しで疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

一人暮らしは一人で生活するため、自由である一方、ご近所トラブルや間取りにおけるストレスなどの問題が発生した際、すべて一人で解決しなければなりません。
そのため、自分にとって快適さが感じられる失敗のない物件やお部屋を選びたいものです。

当記事では、一人暮らしにおける物件・お部屋探しの流れやコツ、妥協してはいけないポイントや、決して選んではいけない賃貸物件の特徴などを解説します。

当記事を読むだけで、失敗しない快適な物件・お部屋を探せるようになるため、一人暮らしを検討している人は参考にしてください。

一人暮らしの部屋探しに最適な時期を選ぶコツとは?



お部屋探しは、どれほど引っ越しに慣れた方でも、短期間で引っ越しまで完了させるのは難しいでしょう。
一人暮らしを始める日時を決めたら、およそ1~2ヶ月前から物件探しを始めることをおすすめします。

賃貸物件は、時期により、よりよい条件のお部屋が出やすい時期と出にくい時期があります。
よりよい条件の物件が出やすい時期に探せるよう、調整したほうがよいでしょう。

1~3月 進学や就職、転勤などで新生活を始める人が多く、物件数が豊富ですが、家賃や引っ越し費用が高くなる傾向があります。
4~5月 新生活需要が落ち着き、家賃交渉がしやすくなりますが、物件数は少なくなります。
6~8月 閑散期にあたり、家賃や引っ越し費用を抑えられる可能性がありますが、物件数が少なくなりやすいです。
9~10月 企業の転勤シーズンで、物件の動きが活発になります。
11~12月 不動産会社が比較的空いており、じっくりと物件を探すことができますが、物件数は少ない傾向にあります。


それぞれ一長一短ありますが、できるだけ好条件の物件が探せるよう、引っ越し予定時期をずらせる場合は調整したほうがよいでしょう。

一人暮らしの物件・部屋探しの流れ



一人暮らしの物件・お部屋を探す際には、下記の工程や手順が発生します。

・物件探し
・不動産屋さんへ行き内見する
・入居申し込みを提出する
・入居審査を受ける
・賃貸契約における説明を聞いて契約する
・物件の引き渡しが行われる
・引っ越し

一つずつ解説します。

物件探し

引っ越しを完了させたい時期の、およそ1~2ヶ月前からスタートさせましょう。
昨今ではインターネットで物件情報が探せるため、複数の不動産屋さんのサイトを比較しながら探します。
早い者勝ちなので、お気に入りの物件が見つかったら、担当の不動産屋さんへ電話しましょう。

ただし、不動産屋さんサイトのなかには、おとり物件を掲載していることがあります。
おとり物件とは、お問い合わせ数を増やすために、実際には入居できないにもかかわらず掲載される好条件の物件のことをさします。
本来であれば不動産情報サイトの利用規約に違反していますが、取り締まりが難しい点があります。

電話をかけた際、「ついさきほど入居が決まってしまった」といわれた場合はおとり物件の可能性が高いでしょう。
しかし、ほかにも好条件の物件がある可能性があります。
あきらめず、ほかに好条件の物件がないか聞いてみるとよいでしょう。

不動産屋さんへ行き内見する

インターネットでおおよその検討を付けたら、不動産屋さんへ行き、内見を依頼します。

内見とは賃貸物件のお部屋を実際に見せてもらうことで、お部屋の広さや日当たり、周辺環境など、写真のみではわからない情報がたくさん得られます。

賃貸物件を探すときは、どれほど遠方でも必ず現地を訪れて内見しましょう。
昨今ではオンライン内見のサービスを提供してくれる不動産屋さんがありますが、可能な限りは自身で現地を訪れ、お部屋や周辺環境を確認することをおすすめします。

内見するときは、できるだけ複数の物件を一度に見て、窓の大きさや廊下の幅を測るためにメジャーの持参をおすすめします。

内見のポイントや注意点を下記の記事で詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

『賃貸物件内見時の採寸方法と計測すべき場所を吹田市の不動産屋が解説』

入居申し込みを提出する

物件を決めたら、入居申し込みをします。

入居申込書は、担当の不動産屋さんから書類を受け取れるため、必要事項を聞いたうえですべて記載します。
記載するうえで不明点があれば、必ず不動産屋さんへ聞いて解決しましょう。

提出書類に不備がある場合、やり直しとなり物件が決まるまでの期間が長引くおそれがあります。
また、提出書類の内容が、入居審査へ影響する可能性もあります。
不明のまま放置せず、正確に記載したうえで早めに提出しましょう。

入居審査を受ける

入居申し込みが受理されたら、入居審査を受けます。
入居審査では、主に下記について審査されるでしょう。

・毎月決まった家賃を支払うだけの経済力があるか?
・家賃の支払いが滞った際の連帯保証人は用意できるか?
・近所トラブルや部屋の破損などといった問題を起こさない人物か?

家賃は物件の持ち主にとって貴重な収入源なので、きちんと毎月支払えるか?を非常に重視しています。
そのため、家賃の支払いにおいて、とくに重視されるといえるでしょう。

賃貸物件における入居審査で、審査される内容や必要な持ち物、審査で落ちる人の特徴などを下記の記事で解説しています。
あわせてご覧ください。

『賃貸物件の入居審査で落ちる理由とは?落ちやすい人の特徴と対策について』

賃貸契約における説明を聞いて契約する

賃貸契約を締結する際、不動産屋さんから契約内容について、対面で説明を受けます。
非常に重要で、一度契約すると、原則解約ができず支払った料金も返金されないため、疑問点があれば必ず聞いて解決しましょう。

賃貸契約を締結する段階で、敷金・礼金・前家賃など必要な費用を支払います。
不動産屋さんによっては現金のみの場合もあるため、あらかじめ用意を忘れないようにしましょう。

物件の引き渡しが行われる

賃貸契約を締結したら、物件の引き渡しが行われます。
不動産屋さんから鍵を受け取り、引っ越しを始めましょう。
しかし下記を利用するには、事前に自身で予約や手続きを完了させなければなりません。

・水道
・電気
・ガス

引っ越し当日に新居へ入ったものの、設備が使用できなかった、という事態を避けるためにも早めに手続きを完了させましょう。

引っ越し

賃貸契約を結び必要な支払いが完了したら、お部屋に入居して一人暮らしが始められます。
荷物が多い場合は引っ越し業者に依頼して運んでもらう必要がありますが、費用がかかります。
できるだけ荷物を少なくして、業者を利用せずに自身の車などで物を運んだほうがよいでしょう。

日本国内であれば、どのような場所でもほとんどの物がそろいますし、インターネットで購入して届けてもらうこともできます。
時期によっては引っ越し業者の料金が高くなりやすいため、必要なものは現地調達して、できるだけ荷物を軽くすることをおすすめします。

一人暮らしの物件探しのコツ

一人暮らしの物件探しのコツは、主に下記が挙げられます。

・一人暮らしをする目的を決める
・立地を決める
・間取りを決める
・決して譲れないこだわり条件を決める
・少しずつ妥協してこだわりポイントを削る

ひとつずつ解説します。

一人暮らしをする目的を決める

賃貸物件を探す際に、まずは一人暮らしの目的を明確にしましょう。
目的が明確であれば、物件選びがスムーズになります。

たとえば、引越しの理由が「就職」や「進学」といった場合であれば、通勤や通学の利便性を重視した物件に絞られます。
一人暮らしをする場所の最寄り駅も決められるでしょう。

また、予算設定にも影響します。
目的が明確であれば、必要な条件を具体的に設定できるため、無理のない範囲で物件を探せるでしょう。

立地を決める

立地は、通勤や通学の利便性に大きく影響します。
主要な駅やバス停へのアクセスが良い物件は、移動時間を短縮し、日常生活を快適にしてくれるでしょう。
また、周辺環境も重要で、近隣に商業施設や医療機関があると、お買い物にも便利です。

さらに、治安も立地選びの要素のひとつです。
比較的治安がよく、人通りが多い場所なら、夜遅くの帰宅も安心です。
とくに女性にとっては、治安のよさは物件選びにおいて優先させるべきでしょう。

間取りを決める

一人暮らしをする際に、理想とする間取りを決めましょう。
たとえば、ワンルームや1Kのようなコンパクトな間取りは、掃除がしやすく、生活動線が短いため、忙しい日常に適しています。
また、キッチンと居室が分かれている1Kは、料理の匂いが部屋全体に広がりにくく、快適な生活空間維持させやすいでしょう。

間取りは家賃にも影響します。
一般的に、広さや部屋数が増えるほど家賃は高くなるため、自分の予算に合った間取りを選びましょう。
とくに一人暮らしの場合、無理のない家賃設定をすれば、生活費全体のバランスを保てるでしょう。

さらに、間取りによって収納スペースも変わります。
一人暮らしでは限られたスペースを有効活用するために、収納の工夫が必要です。
収納が充実している物件を選ぶことで、生活空間をすっきりさせられるでしょう。

間取りは、自分のライフスタイルや趣味に合った間取りを選ぶとよいでしょう。
たとえば、自宅で仕事をする場合は、作業スペースを確保できる1LDKなどが適しています。

決して譲れないこだわり条件を決める

一人暮らしの賃貸物件を探す際には、絶対に譲れないこだわり条件を決めておきましょう。
絶対条件を決めることで、物件の候補をある程度絞れます。

たとえば、「バス・トイレ別」や「駅からの距離」といった条件は、日常生活の利便性や快適さに直結します。

とくに初めての一人暮らしでは、多くの選択肢があるなかで、自分にとって本当に必要な条件を見極めることが重要です。
見極めることができれば、無駄な時間や労力を省き、ストレスの少ない部屋探しができるでしょう。

さらに、譲れない条件を持つことで、将来的に後悔する可能性が減ります。
安易に妥協してしまうと、住んでから不便さを感じたり、生活の質が低下したりするリスクがあります。
自分が重視するポイントを明確にしておき、長期的に満足できる住環境を選びましょう。

少しずつ妥協してこだわりポイントを削る

残念ながら、すべての要望が叶ううえ家賃が安い物件はありません。
また、あったとしても空き室がない場合がほとんどです。
残された物件のなかから、いかに自身にとって快適な物件を見つけられるかは、どのポイントを妥協するかにかかっています。

妥協してもよいポイントとしては、下記があります。

・最寄駅からの距離
・築年数
・お風呂の便利機能の有無

駅から少し離れた物件は家賃が安くなることが多く、徒歩15分程度であれば、生活するうちに慣れることがほとんどです。
平坦な道であれば、自転車でも通えるでしょう。

築年数も妥協できるポイントです。
新築や築浅にこだわると、よい物件を逃すことがあります。
古い物件でもリノベーションされている場合は、内装がきれいで快適に過ごせます。

お風呂の設備についても妥協できる場合が多いでしょう。
一人暮らしの場合、追い焚き機能がなくても問題ないことが多く、シャワーで済ませられることもあります。

自身にとっての妥協点を理解し、本当に必要な条件を明確にすることで、一人暮らしの物件選びがスムーズになります。

一人暮らしの物件探しで妥協してはいけないポイント



一人暮らしの物件探しにおいて、決して妥協してはいけないポイントがあります。
下記について、それぞれ解説します。

・部屋の向き
・周辺環境
・独立洗面台
・収納スペース
・キッチンの設備

部屋の向き

部屋の向きは、日当たり・快適性・健康・安全性に大きく影響をあたえます。

南向きの部屋は、特に冬場に暖かく、日中も明るい光が入るため、居住空間が快適になるでしょう。
また日光が入ることで、部屋が温まりやすく、暖房費の節約にもつながります。
洗濯物を外で干す際にも、南向きであれば乾きやすいというメリットがあります。

湿気の管理も重要で、日当たりが悪い部屋は湿気がこもりやすく、カビの発生リスクが高まります。
とくに北向きの部屋は日光が入りにくく、湿気がたまりやすいため、アレルギーや健康問題を引き起こす可能性があるでしょう。

さらに、防犯面でも部屋の向きは考慮すべきです。
1階や地下の部屋は侵入者に狙われやすいため、できるだけ人通りのある道路に面した、2階以上の部屋を選ぶようにしましょう。

周辺環境

賃貸物件の周辺環境は、生活の利便性に大きく影響を与えます。
近くにスーパーや病院、公共交通機関が整っていると、買い物や通勤が便利になり、時間やコストの節約につながります。
また、治安の良さは安心して生活するために不可欠であり、特に夜間の安全性は重要です。
さらに、騒音や悪臭のない静かな環境は、精神的な健康にも良い影響を与え、ストレスを軽減できます。

周辺環境は、快適で安全な一人暮らしを実現するために重要であり、妥協すべきではありません。
建物の周辺や共有スペースも確認し、ていねいに扱われているかどうか見極めるとよいでしょう。

独立洗面台

独立洗面台はトイレや浴室と分かれているため、清潔感が保たれやすく、快適な生活空間をつくりやすいでしょう。
とくに女性にとっては、スキンケアやヘアセットを行う際に、広いスペースと大きな鏡があることが重要です。

さらに、独立洗面台には収納スペースが豊富にあり、化粧品や日用品を整理しやすくなります。
そのため生活空間がスッキリし、必要なものをすぐに取り出せる利便性も向上するでしょう。

加えて、コンセントが設置されていることが多く、ドライヤーや電動シェーバーなどが利用しやすくなります。

一方で、独立洗面台付きの物件は家賃が高くなる傾向がありますが、その分得られる快適さや機能性は大きいといえます。

収納スペース

一人暮らしにおいて限られたスペースで生活する場合、収納が不足すると部屋が散らかりやすくなり、ストレスの原因となります。
特に一人暮らしでは、限られた面積を有効に活用するためには十分な収納スペースが必要です。

また収納が充実していることで、物の整理整頓がしやすくなり、生活空間が広く感じられるメリットもあります。
収納が少ないと、家具や日用品が目に見える場所に置かれ、部屋が狭く感じるだけでなく掃除も面倒です。

さらに、引っ越し後に必要な収納家具を新たに購入するコストや手間も考慮すると、初めから適切な収納スペースを確保しておくことが経済的にも効果があります。

最後に、将来的に荷物が増える可能性も考慮する必要があります。
趣味や仕事の道具など、新たなアイテムが増えることは多々あるでしょう。
そのため、最初から十分な収納スペースを持つ物件を選ぶことは、一人暮らしの快適さを保つために非常に重要です。

キッチンの設備

キッチンは日常生活の中心的な場所であり、料理や食事の準備を行うための重要なスペースです。
特に自炊を重視する人にとって、使いやすいキッチン設備は非常に重要です。

システムキッチンなどの一体型設備は、コンロ・シンク・作業台が一つのユニットとして設計されているため、掃除がしやすく効率的に料理ができます。

また、キッチン設備には収納スペースも含まれます。
収納が不足していると、調理器具や食材が整理できず、キッチンが散らかりやすくなるでしょう。
結果、料理をする意欲が低下し、結果として外食や加工食品に頼ることが増えるかもしれません。

さらに、キッチンの設備は衛生面にも関わります。
たとえば清掃が容易でない設備や古い機器は、カビやバイ菌の温床になりやすく、健康リスクを高める要因となります。

女性の一人暮らしにおける物件の探し方



女性が一人暮らしのために物件を探す際は、特に下記について気を付けることをおすすめします。

・お部屋が2階以上かどうか
・セキュリティ設備が整っているか確認する
・周辺環境が安全な場所を選ぶ

各ポイントについて、気を付けるべき点を解説します。

お部屋が2階以上かどうか

一人暮らしの賃貸物件を選ぶ際は、できるだけ2階以上の部屋を選びましょう。

理由はまず、防犯性の向上が挙げられます。
2階以上の部屋は、1階に比べて空き巣などの侵入が難しく、特に女性の一人暮らしには安心感が得られるでしょう。
また通行人からの視線を避けやすく、プライバシーが保たれやすい環境ともいえます。

次に、日当たりや風通しの良さも大きなメリットです。
2階以上の部屋は周囲の建物による影響を受けにくく、自然光が入りやすいため、明るく快適な生活空間になります。
湿気がこもりにくく、カビの発生が防げます。

さらに、虫の侵入リスクが低いことも重要なポイントです。
1階では蚊やゴキブリなどの害虫が出やすいですが、2階以上ではそのリスクが大幅に減少します。
また騒音面でも有利で、外部からの騒音が軽減されるため、静かな環境で生活しやすくなるでしょう。

セキュリティ設備が整っているか確認する

一人暮らしの賃貸物件を探す際に、セキュリティ設備が整っているか確認することは非常に重要です。

まずセキュリティ対策が充実している物件は、犯罪被害のリスクが低減できます。
防犯カメラやオートロック、モニター付きインターホンなどの設備があることで、不審者の侵入を防ぎ、夜間の帰宅も安心です。

特に女性や高齢者など、犯罪のターゲットになりやすい層にとって、セキュリティは生活の質を大きく左右します。
安全な住環境は、精神的な安定にも寄与し、ストレスの少ない生活がおくれます。
またセキュリティがしっかりしている物件は、物件価値の維持にもつながるでしょう。

さらに、周辺環境の治安も考慮する必要があります。
治安の良い地域に位置する物件は、日常生活での安全感を高めます。
夜間でも安心して外出できる環境は、一人暮らしをする上で非常に重要です。

周辺環境が安全な場所を選ぶ

一人暮らしの賃貸物件を探す際に、周辺環境が安全な場所を選ぶことは非常に重要です。

まず、安全な地域は犯罪発生率が低く、安心して生活しやすくなります。
特に女性や高齢者にとって、夜間の帰宅時に不安を感じることが少なくなるでしょう。
周辺の人通りや街灯の有無を確認することで、夜間の安全性を判断できます。

また安全な地域には、医療機関や公共施設が近くにあることが多く、急な体調不良やトラブル時でも安心です。
生活の利便性も高まり、日常的な買い物や外食なども便利なため、ストレスが少なくなるでしょう。

さらに、周辺環境が安全であれば、友人や家族を招きやすいです。
安全でない地域では騒音や交通量の多さがストレスとなり、住み心地にも影響をあたえます。

選ばないほうがいい賃貸物件とは?

賃貸物件の中には、家賃が安くても選ばないほうがよい物件があり、下記などがあります。

・入居審査が不要な物件
・築年数が経過し過ぎた物件
・日当たりが悪い物件
・壁が薄い物件
・徒歩圏内に商業施設がない物件
・なぜ選ばないほうがよいのか?ひとつずつ解説します。

入居審査が不要な物件

一人暮らしの賃貸物件を探す際、入居審査が不要な物件は選ぶべきではありません。

入居審査は、貸主が入居者の家賃支払い能力や人柄に問題がないか確認する大切な工程です。
入居審査がない物件は、貸主が入居者の信用情報や収入状況を確認しないため、家賃滞納やトラブルのリスクが高まります。
つまり、住人の質が著しく悪い可能性が高いといえます。
また、入居審査を省かなければならないほど条件が悪い物件ということでもあります。

たとえば、過去にトラブルを起こした人や不適切な行動をする可能性のある人がいたり、問題なく生活がおくれないような欠陥があったりする可能性も高いでしょう。

入居審査が不要な物件は、一瞬魅力的に見えるかもしれませんが、長期的には多くのリスクを伴うため慎重に選ぶべきです。

築年数が経過し過ぎた物件

築年数が経過し過ぎた物件は、設備の劣化が激しい可能性があります。

古い物件では、キッチンや浴室、トイレなどの水回りの設備が老朽化しやすく、カビやサビが発生するリスクが高いです。
また、配管の劣化や給湯器の故障も多く、修理や交換が必要になることがあります。

次に、耐震性の問題があります。
1981年以前に建てられた物件は旧耐震基準に基づいており、地震に対する安全性が低い傾向にあります。
日本は地震が多い国であるため、この点は非常に重要です。

さらに、エネルギー効率の低さも考慮すべきです。
古い建物は断熱性能が低く、冬は寒く夏は暑いといった快適性に欠けることがあります。
このため、冷暖房費用が高くなる傾向があるでしょう。

また、メンテナンスの不十分さも問題です。
築年数が経過した物件では、オーナーによる定期的なメンテナンスが行われていない場合があり、共用部分や外観の劣化が進むことがあります。

築年数が経過し過ぎた物件は、物件の状態やメンテナンス状況に問題がある場合が多いため、建物の外観と内装をよく確認しましょう。
なかにはリノベーション済みの古い物件や定期的なメンテナンスが行われている物件もあるため、どれだけ頻繁に管理されているかが非常に重要です。

日当たりが悪い物件

日当たりが悪い部屋は昼間でも暗く、常に照明を使用する必要があるため、電気代がかさみます。
また、日光が不足すると湿気がこもりやすく、カビやダニが発生しやすくなるでしょう。
結果、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こすリスクが高まるでしょう。

さらに、冬場は特に寒く感じることがあり、暖房費がかさむことになります。
心理的にも、日光不足はセロトニンの分泌を減少させ、気分が落ち込みやすくなることがあります。
そのため、日当たりの良い物件を選ぶことは、健康的で快適な生活を送るために大変重要です。

壁が薄い物件

一人暮らしにおけるトラブルで、最も多いのは騒音トラブルです。

壁が薄いと、隣の部屋や外からの音が容易に聞こえてしまい、生活の質が低下する可能性があります。
特に、木造や軽量鉄骨造の物件は一般的に遮音性が低く、生活音が筒抜けになることが多いです。

また、壁の薄さはプライバシーにも影響します。
隣人の生活音や会話が聞こえることで、ストレスを感じることがあるでしょう。
結果、快適な生活空間を確保することが難しくなります。
さらに、騒音問題は近隣トラブルの原因にもなり得るため、注意が必要です。

内見時には、壁を叩いて音の響きを確認することや、部屋の配置をチェックしましょう。
反響音が強い場合や軽い音がする場合は、防音性が不十分である可能性があります。
そのため、一人暮らしを考える際には壁の厚さや構造をしっかり確認し、防音性の高い物件を選ぶことが推奨されます。

徒歩圏内に商業施設がない物件

一人暮らしの賃貸物件を選ぶ際に、徒歩圏内に商業施設がない物件は避けるべきでしょう。

まず、生活の利便性が大きく損なわれます。
商業施設が近くにない場合、日常的な買い物や食事のために遠くまで出かける必要があり、特に忙しい人にとっては時間と労力が負担となるでしょう。

次に、安全性の観点からも重要です。
商業施設がある地域は人通りが多く、夜間でも比較的安全です。
一方で、商業施設が少ない場所では暗い道が多く、犯罪のリスクが高まる可能性があります。

さらに、コミュニティとのつながりもあります。
商業施設が近くにあれば、地域住民との交流の機会が増え、孤独感を軽減できるでしょう。

したがって、徒歩圏内に商業施設がない物件は、生活の質や安全性を考慮して避けるべきといえるでしょう。

まとめ

一人暮らしの物件を探す際は、はじめにインターネットである程度のあたりを付けておき、実際に不動産屋さんを訪れて複数の物件を内見しましょう。

気に入った物件があれば、入居審査を受けて賃貸契約をむすび、お部屋へ入居できます。

快適な一人暮らしが送れるかどうかは、よりよいお部屋を選べるかどうかにかかっています。
日当たりが悪い部屋やセキュリティ設備が整っていない物件は避けましょう。

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