不動産でマンションをお探しの方必見!間取りの選び方
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公開日:2022/12/13
マンションを選ぶうえで、住みよい間取りを選ぶことは重要です。
寝食を行う場所ですから、不便な動線やお気に入りの家具が置きづらい間取りを選んでしまうと、将来的にも住みにくい場所になってしまうでしょう。
そこで今回は、初めてのマンション選びにおいてどのような間取りを選べばいいのか?どのようなポイントに注意すればいいのか?について解説します。
早く帰りたくなるくらい、快適な間取りのマンション探しのコツをつかみましょう。
間取りの見方
販売されているマンションには必ず間取りの図があり、購入を検討している方が見ることができます。
通常ではあまり見かけることのない記号が並んでいるため、間取りの図の見方について解説します。
タイプの表記
マンションの説明を聞くときに、よく「1LDK」や「1K」という言葉を聞くことがあるでしょう。
このアルファベットには、以下のような意味があります。
・K=キッチン(台所)
・D=ダイニング(食堂)
・L=リビング(居間)
1DKとはダイニングキッチンといい、4.5畳以上の広さがあることを示しています。
また1LDKは、8畳以上の広さを持つリビングダイニングキッチンがあるということ。
2~4.5畳の広さ、かつ独立したキッチンがあるお部屋を1Kと表記します。
ちなみに畳一枚の面積は1.62㎡以上ですが、規則で決まっているわけではなく賃貸物件や地方により異なる場合があります。
そのため、間取り図において畳の数で表された広さは、あくまで目安として覚えておきましょう。
間取り図に記載される略語
また間取り図には、各部屋に略語が記載されており、それぞれどのようなお部屋または設備なのかを示しています。
・洋6帖:6畳の広さの洋室
・和6帖:6畳の広さの和室
・K:キッチン(専用の台所)
・UB:ユニット・バス(浴室)
・WC:トイレ
・DK:ダイニング(食堂)とキッチン(台所)が一体化した場所
ほかにもまだ種類はありますが、多くの物件に記載されている略語は上記がほとんどです。
お部屋別の間取りで注目したいポイント
【玄関】
玄関は、特に広さに注目したほうがいいでしょう。
あまり居ることがないからと気にしないこともありますが、家具を持ち運びできるスペースがあるかは、引っ越しや家具を購入する際に重要なポイントです。
また玄関が狭い場合、靴の脱ぎはきがしづらく、不便に感じることがあります。
・大人二人が同時に靴の脱ぎができるほどのスペースはあるか
・ソファや冷蔵庫などの大きな家具が運び込めるか
・玄関の扉を開けたときに、外から家の中が丸見えにならないか
・靴箱などの収納スペースは十分に確保されているか
【キッチン】
料理をすることが多い方なら、キッチンの間取りや内装を妥協してはいけません。
物件によっては、冷蔵庫を置くスペースがなく、離れた場所に置かなければならない場合があります。
また、つい見逃しがちなコンセントの位置も、調理家電を使用するために十分な個数および位置になるか確かめるのもポイントです。
・ガスコンロは付いているか、それとも別途自分で購入する必要があるのか
・ガスコンロの個数はいくつか
・調理をすることが多い場合は、十分な広さがあるか
・システムキッチンやカウンターなど欲しい設備があるか
・キッチンの収納スペースは十分にあるか
・冷蔵庫や食器棚を置くスペースはあるか
・コンセントが使いやすい位置にあるか
【お風呂】
お風呂は体を休めるために必要な、大切な場所です。
窓がある方が、早朝は朝日が差し込むため、朝風呂がはかどります。
また洗剤などのものを置くスペースが十分に確保できれば、住んでいる人別にお気に入りの物を置くことができます。
マンションによっては脱衣所がない物件もあるため、二人以上で暮らす場合は注意が必要でしょう。
・脱衣所があり、かつ十分なスペースがあるか
・シャンプーやボディソープなどを置くスペースは十分にあるか
・窓があるか
【トイレ】
トイレの見た目が清潔かどうかは非常に需要なポイントです。
またウォシュレットではない通常の和式トイレの場合、カバーを取り付けるなどの対応をしなければ、便座が冷たくなります。
トイレの換気扇が電気と連動しているかも確認しましょう。
基本的にトイレの換気扇は長時間回すことが望ましいですが、照明と連動している場合は、換気扇を回している間は照明もつけっぱなしになります。
・トイレットペーパーなどを収納するスペースがあるか
・換気扇と照明は連動していないか
・ウォシュレットなどの機能は付いているか
まとめ
マンション探しにおいて、知っておきたい間取り図のポイントや、注意すべきポイントについて解説しました。
暮らしたり長く滞在したりする場所なので、妥協せず、できるだけ住みやすい場所を選びたいものです。
家族の人数やライフスタイルにより、おすすめしたい間取りは異なりますが、一般的に選んでおいた方が長い目で見て快適に暮らせる間取りのポイントを集めました。
実際にマンションを検討する際は、「お部屋別の間取りで注目したいポイント」と見比べながら選んでみてください。